ほどいた毛糸でそのまま編み直すのはNGでした

お役立ち

めんどくさがり屋のわたしはずっと思っていました。

「解いた毛糸でそのまま編んだらダメなのか」と。

「解いた糸は伸ばしてから編み直す。」というのは、ネットでちょっと検索するだけでも解いた糸を伸ばす方法を教えてくれる人がたくさんでてくるくらいなので、それは正しいことなのでしょう。

わたし自身も解いた毛糸を伸ばす方法をいくつか挙げていますしね。

だけど本音は

「本当にほどいた毛糸でそのまま編んだらダメなの?」

でした。

しかしついに、その疑問の答えが出ました。

ほどいた毛糸をそのまま編むのはダメなんだという答えが…。

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見比べて納得!ほどいた毛糸をそのまま編むのがNGな理由

一度編んでほどいた毛糸は、みなさんもご存じのとおりちぢれ麺のようにチリチリに波打っています。

そのチリチリを伸ばす方法は当ブログでもいくつか記事にしています。

だけど全部解くならまだしも、途中まで解いて部分的に伸ばすのってどうやれば良いのでしょう。

糸玉と製作中のものがつながっているのです。

全部解くときよりも複雑な状態です。

色々とめんどうなので、これまでは途中まで解いたときは伸ばさないで編み直していましたが、ついに明確にクオリティが下がる事例が発生しました。

途中までほどいて糸を伸ばさずに編んだもの

横に線が入ってくっきりと編み直したところがわかりますし、ほどいてチリチリの状態で編んだものは編み目が乱れていますね。

「仕上げの水通しとスチームで整うのではないか。」

とも思うのですが、編み目をよく見ると一目一目ループの大きさがバラバラで、チリチリ糸で編んだ方の編み目が若干大きいのです。
で囲ったあたりは特に目が大きい)

拡大写真

つまり、仮に仕上げで編み目が整ったとしてもゲージを取るために試し編みした糸がきれいな糸なので、伸ばさないでこのまま編むとゲージが緩くなるのです。

それに仕上げで編み目が整う保証もありません。
(整わなかったときが絶望なので検証したくありませんw)

ということで、ほどいた毛糸をそのまま編むのはNGだということが、はっきりしました。

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【結論】クオリティをあげたければ伸ばしてから編み直すべし

編み直す前に糸は伸ばした方が良い。

改めて言わないでもそんなことはわかっていましたよ。

でも、何度も言うけどめんどくさいじゃないですか。

途中まで解いた場合なんて編んだ方にも糸玉の方にも繋がっているのです。

「どうやれと?」

と思いませんか。
(いい方法をご存知の方は是非ともコメントで教えてください。)

かんたんに毛糸を伸ばせるゆのし器だって、構造上この状態の糸には使えません。

ただし、クセの付き方も糸次第だし、なんなら編んでいる人次第なのです。

この程度↓なら伸ばさないでも良いと思います。

ほどいた綿糸

「わたしは気にしないわ」という方は気にしないでそのまま編んじゃいましょう。

でも、先述のとおりゲージが狂ってしまうのは目に見えてるし、キレイに仕上げたいなら伸ばしてから編み直す方が後々納得するものが出来上がります。

では

「編んだ方にも糸玉の方にも繋がっている状態で部分的に伸ばすにはどうしたらよいか。」

ということですが、伸ばしたい部分だけで糸玉を作るなりしながらほどき、この部分だけスチームを当てるしかないのかな。

と思っています。

部分的にだけ伸ばす方法は後日実践してみようと思います。

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