FIVEパターンを編みたくて久しぶりにハマナカアメリーを購入しました

お役立ち

Instagramで好みど真ん中のニットを見つけたのですが、調べてみると指定糸がなかなかのお値段。

「これそのまま編むと結構お金かかるな…」と感じて、
どうやって代用糸を選べば雰囲気を壊さずコストも抑えられるのかを整理してみました。

編みたいのはFIVE!指定糸「mominoki yarn German Merino Light」の代用糸を探す

一目惚れしたパターンはこちらです。

Ravelry:FIVE

FIVE pattern by issuelyric Tae
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mominoki yarn とのコラボ作品のようで、色の使い方がほんとうに可愛い。

そして、私が編みたいのはInstagramで見つけたこのカラーパターン。

指定糸は mominoki yarn German Merino Light

ただ、この糸…気軽に手を出せるお値段ではありません。
しかも7カセ必要とのこと。

今年は海外糸への散財が続いていたので、さすがに今回は代用糸を検討することにしました。

指定糸「mominoki yarn German Merino Light」の情報を整理する

今回わたしが再現したいのはこちらの投稿の7枚目の画像です。

まずは、指定糸で編む場合にどれくらい費用がかかるのか確認します。

糸セットとして、Mominoki Yarnのオンラインショップで販売されていますが、編みたいカラーパターンではセット組されていません。

参考として、オンラインショップで購入するならば、108,00€(サイズ1の場合)。
海外配送の場合は300.00€以上から送料が無料とのことで、今回の送料は700gなので21,65€。

108€+21,65€=129.65€
129.65€≒23,534円(公開日時点でレートで計算)

でも、これは正規のオンラインショップで購入した場合。

では国内ではどうでしょう。

国内取り扱いは「手芸アトリエfil」などにありますが、1カセ4,400円(税込)

4,400円 × 7カセ = 30,800円

お、おぉ……。
ここでも個人輸入した方が安い現象発生。

さて、代用糸を探すために、FIVEの必要量も整理します(サイズ2の場合)。

  • MC(グレー)1301m → 4カセ
  • CC1(ベージュ)425m → 2カセ
  • CC2(イエロー)282m → 1カセ

そしてここまで調べたところで、ひらめきました。

針サイズ7号あたりで編めて、似た色があり、太さも近い糸を知っている。

そう、ハマナカアメリー!

ハマナカアメリーでFIVEは編める?必要量と総額を計算!

まずは、アメリーが代用可能かをチェック。

  • ハマナカアメリー適合針:6~7号
  • German Merino Light適合針:2–4mm(JP7号あたり)

太さはアメリーが少し太めに感じますが、ゲージ調整すれば問題なし。

色の候補はこちら。

  • MC:グレー → NO.22
  • CC1:ベージュ → NO.21
  • CC2:イエロー → NO.25

グレーだけが少し青みを感じましたが、他のグレーはチャコール寄りでなんか違う。
ベージュはまぁいいとして、イエローはちょっとパキッとしてるかなぁ。

モニター越しに見る色だけでは納得できる色合わせかどうか不安だったので、オカダヤで現物確認しようとしたら、なんと在庫切れ……

色の完全再現とまではいかなくても、商品画像を並べた時の相性は問題なさそうです。

必要量は余裕を持って、

  • NO.22:13玉
  • NO.21:5玉
  • NO.25:4玉

22玉

アメリー定価は 693円(税込)

693 × 22 = 15,246円

指定糸の約半額!
これは大きい。

ハマナカアメリーは楽天セールを狙うともっと安い

楽天には、実店舗より安く販売しているお店が多いですよね。

色の確認は店舗が確実とはいえ、私は普段から楽天ユーザーなのでオンラインで購入するのもアリ。
探してみると 1玉498円 のショップを発見!

カートに入れたら 約10,846円ちょっと

定価購入より5,000円くらい安い

配送は「真空パック」とのことですが、糸なら特に問題なし。

ということで、

買いました!

購入したお店はこちら

次回は、真空パックで届いた様子と試し編みのレビューを書きます!

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色や質感だけでなく、太さ・ゲージ・必要量までしっかり確認しないと、
「あれ?サイズが合わない…」「糸が足りない…!」 なんてことにもなりがちです。

もし、代用糸を選ぶのが初めてで不安だったり、
もっと上手に選べるようになりたいなら——

代用糸の決め方・探し方・必要量の計算方法を、もっと詳しく解説した記事はこちら。

この記事では代用糸を決めるまでのプロセスに加え、実際に編んだらどうなったかまでをまとめている、超実践的な内容になっています。