先日とある編み会でこんな話をしました。
「みんな野田商店って知ってる?」
「Instagramなのに文字情報しかないの!」
…
( ఠ ఠ )??
どういうこと?
Webサイトもオンライショップもない糸屋さんそれが野田商店
「みんな野田商店って知ってる?」
と話題を振った人自身も野田商店のことを知らず、別の編み友から教えてもらったとのことで
「百貨店での催事の情報しかなくて行ってみないと何があるか分からない。」
「買ったものを見せてもらったらすごくかわいい。」
「着分がすごく安く買える。」
編み会の場でわかったのはこれだけ。
Instagramのアカウントをもっていると聞いたのでその場で調べると@original_keito_nodaというアカウント名でした。
アカウントのリンクを貼ったので見てみるとわかると思いますが、本当に文字しかない。
見た瞬間笑ってしまいました。
「本当に文字だけだ!Instaglamなのに!」
でもね、後々野田商店さんに聞いたらそれにはちゃんと理由がありました。
とにかくもう、行ってみないと何があるか分からない。
自分が欲しい糸があるかは分からない。けど、とにかく安い。
これだけで充分です。
絶対に行こう。
そう決めました。
野田商店さんが近くにやってきた!買ってきた!!
そんな実態がよくわからない野田商店さんですが、どうやら京都の糸問屋さんだということが分かりました。
そしてなんと、わたしの最寄りの街の百貨店で催事を行うという情報を得て行ってきました!!
スペースは百貨店の催事場フロアで、そんなに広いスペースではありませんでした。
でも、とにかく種類が豊富で、一緒に行った職場の同僚(編み物を少しする)ときゃっきゃ言いながら見て回ってるとお店のご主人(?)が楽しそうに「こんなのもあるよ〜」と在庫をガサガサ出してくれます。
品揃えとしては、冬用の糸もありましたが夏用の糸の方が多かったです。
野田商店の毛糸はこんな糸‼️
いろいろと吟味して買ったのはこの2点。
どちらも野田商店のオリジナル毛糸のラベルがついています。
黄色い方
重量:650g/糸長:2,100m
使用針:棒針5〜6号
価格:¥2,750(税込)
擦り(白ベースにオレンジ&水色)
重量:310g/糸長:1,650m
使用針:棒針1〜2号
価格:¥1,650(税込)
着分が3,000円弱で買えるとは驚きです。
もっと買いそうになったのですが、催事に行く前日にメルカリで推しブランドの推し糸を買ったばかりだったので自重しましたw
Instagramに商品画像を投稿しないのは理由があった
接客対応をしていたのは男性一人、女性一人。
とても気さくな人たちでした。
親しみを込めてお父さん、お母さんと呼ばせていただきます。
「Instagramを見て来たのですが糸の写真が一つもなくて、一体どんな糸があるんだろうと思って来たらかわいい糸がいっぱいで、しかも安くて驚きました!」
と言ったらお母さんがお話ししてくれました。
「写真を載せても同じものがあるとは限らないからねぇ」と。
なるほど。
今回わたしが買った糸のラベルには
“現品限り(編みたし糸はございません)”
と買いてあります。
Instagramに投稿されている糸をお目当てにお店に足を運ぶ人のことを考えたら、画像の糸が欲しい人が来店した時にないかも知れない商品の画像は投稿できないですよね。
Instagramに糸の画像を載せないのはお店の人の優しさなんですね。
(クレーム防止の保身とは思わない。だってお母さん良い人だったもの。)
というわけで、野田商店の実態がわかった今回の催事でした。
買った糸で編むものは決めてません
(・ω<) てへぺろ
“安いから買う”という行為はやめたはずなんですけどね。
あまりにも安いから気が大きくなりました。
とはいえ、これだけ買っても5,000円もしなかったのはすごくハッピー。
「年に2回しかここには来れないの」と言っていたので、冬にまた来るってことですね。
次の野田商店の催事が今から楽しみです。