着こなせるセーターを編むための2つのポイント

お役立ち

みなさんは自分で編んだセーターは活用できていますか?

わたしの周りの編み友は、自分で着ていたり、友人や家族が着てくれているという人が多いです。

でも、編み物をする人すべてがそうではなく「編みはしたけど着こなせない。かと言って似合いそうな人も身近にいない。」とクローゼットにしまいこんでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、自分で着こなせるセーターを編むためのポイントをまとめました。

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手編みのセーターを着こなすためのポイント

前提として、すでに編んだものを着こなすというよりは、「これからは実際に着ることができるセーターを編むようにしましょう。」ということでお話を進めます。

まず手編みのセーターが着こなせない理由が「技術が未熟でキレイに編めていないから着られない」というのは除きます。

わたしもそういうことはよくあります。

そういう場合は、編みなおしましょう。
頑張りましょう。

自分が着たいものを編む

まず質問です。

今編んでいるものは、どうやって編むことを決めましたか?

この質問の答えが「自分が着たいと思ったから」以外の場合、着こなせないものであることが多いです。

「編みたいものと着たいものは違う」ということはよくあることです。

まぁ、編み物って編めば楽しいんだからそれで良いんですけどね。

ですが「自分で編んだものが着られない」と悩んでいるなら、編みたいものと着たいものは別物であることを受け入れて、着たいものを編みましょう

編みたいものを編んで、プレゼントしようにも相手もいなくて、自分でも着ない場合は、観賞用にしましょう。

ワードローブに合わせる

着こなせない理由が手持ちの服と合わないから。

ということもあると思います。
そういう人は、手持ちの服に合わせて編む物を決めるのはどうでしょうか。

上記の「自分が着たいものを編む」というのとつながりますが、

自分が着たいもの=自分が好きなファッション=手持ちのワードローブに合う

という式が成り立つと思います。

ゆったりサイズが良いのか、フィットサイズが良いのか。
カジュアルなのか、キレイ目系なのか。

自分のワードローブのテイストに合わせて、ワードローブに追加したい物を編めば、手持ちの服に合わせて着ることができます。

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プレゼントしたいときもポイントは同じ

セーターに限らず帽子や小物でも、手編みのものをプレゼントしたいときもポイントは同じです。

例えば彼氏(彼女)に贈りたい場合、こんなことを考えてみましょう。

1)ふだん彼(彼女)はどんな服装をしていますか?
2)一緒にショッピングに行くとき、どんなファッションアイテムをよく見てますか?

この2点だけでもかなりヒントになるはずです。

このポイントを無視して、自分が編みたい物・着てほしいものを贈ってしまうと、最悪の場合「ダサい」と思われる可能性が高いと思います。

手編みがダサいと言われる人の6つの特徴
以前「手編みはダサいと若者に思われているらしい」とニッター間で話題になったことがあり、わたしなりになぜダサく思われるのか、手編みはダサくないと知ってもらうにはどうすればよいのかを考えてみました。
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あなたがそれを編む理由はなんですか?

今回はあくまで、自分で編んだものが着こなせなくて悩んでいる人に向けての記事ですが、実際は編み物をする人が編む物を決めるときって、案外こんな感じの人も多いと思います。

  • レシピを見てそれが編みたいと思った
  • ただ手を動かしたかった
  • プレゼント用
  • 練習用

「編んでいることが楽しければ、着こなせなくても良い」という人は、今のまま楽しみましょう。

わたしは「使わないものは編むのをやめよう」ってあるとき突然思いました。

なぜなら、収納場所に困るから。

冗談ではなく本当に困るんですよ!

作品が溜まる度に、わたしの手編みに理解ある友人に送りつけています。
(Hちゃん、いつも受け取ってくれてありがとう)

送りつけるにも限度があるし、せっかく自分で編んだのに愛着をもって着ていないなんて、原料の羊やアルパカにも、紡いでくれた人にも、染めてくれた人にも、デザイナーにも、なんだか申し訳ないかなって思うようになりました。

自分の作品ひとつひとつを大切にしたいなぁって思います。

だからこそ、わたしは「自分のファッションアイテムとして欲しいものを編む」ことに決めています。
( ˘ω˘ ).。oO(と言っても、編みたいものを編むけどね)