前回の個人輸入誤配の返品方法に続きまして、今回は支払い済みの輸入消費税の返金依頼の方法です。
誤配されて返品した商品については、輸入消費税を支払う必要はありません。
しかしわたしは誤配と気が付かずオンラインでDHLから請求されるままに輸入消費税と立替え手数料を支払ってしまいました。
輸入関税や輸入消費税に関して知識がないもので、返してもらえるのか不安でしたがちゃんと返金されました。
今回は輸入消費税の返金依頼と返金の受け取り方をまとめます。
ちょっと待って!輸入消費税の返金が完了するまで終わらせないで!
返品方法編にてまとめてあるとおり、荷物の返送手続き(返送用ラベルの発行)が完了した数日後、we are knittersからこんな内容のメールが届きました。
「今回のHELPの対応はどうでしたか?アンケートをお願いします。」
いやいや待ってくださいよ。
こちらとしては輸入消費税と立替え手数料を返してもらわないと終われません。
と思いつつ、よくよく考えたら、輸入消費税と立替え手数料を払ったとはメールに記載しましたが、「返金してください。」とははっきり記載しませんでした。
輸入消費税と立替え手数料の返金については返送が完了してから聞こうと思っていたのですが、それが良くなかったようで、どうやら返送用ラベルの発行が完了した段階で、we are knittersはお問い合わせの対応が完了したとみなしたようです。
DHLへ荷物を引き渡してから2週間後、荷物は今どこにあるかと確認すると、配送先であるドイツに到着しているとのことなので、輸入消費税と立替え手数料の返金について問い合わせることにしました。
これまでのメールの返信機能でやりとりを再開させる
輸入消費税と立替え手数料の返金をしてもらうことは、誤配というトラブルの対応事項の一つです。
新たに問い合わせをすると別の管理NOが採番されて、別の問い合わせ案件になり対応する側も話の流れが分りにくくなるだろうと思ったので、これまでやりとりをしていたメールの返信機能を使います。
以下の内容を翻訳ツールを使って英文にします。
返送した荷物は届きましたか?
わたしはこの荷物を受け取るときに輸入消費税と立替え手数料を払っています。
そのお金は返金してもらえますか?
するとこのような返信が来ました。
この荷物に関してかかった費用はわたしたち(ショップ)が支払う必要があります。
支払ったのは間違えて届けられた時ですか?
返送をしたときですか?
領収書はありますか?
画像か共有できるファイルがあれば送ってください。
※要約
良かった。
返してくれるってさ。
と一安心してこんな感じで返信します。
『領収書はメールで受け取りました。メールの画像を添付します。』という本文と共に、DHLから届いた「輸入関税/消費税 領収書」というタイトルのメールのスクリーンショット画像を添付して返信しました。
※メールはHTMLメールです。日本語版の領収書の下に英語版の領収書があるので英語版を送りました。
この返信については、お問い合わせの自動返信機能のサンクスメールを受信しただけで、しばし待機の状態になりました。
輸入消費税と立替え手数料の返金方法(we are knittersの場合)
わたしが輸入消費税と立替え手数料の領収書のスクリーンショットを送ってから2週間弱。
返金を待っていたことを忘れたころ、突然『チケットが更新されました』という内容のwe are knittersからのメールが届きました。
※チケットが更新されたというのはタスク(問い合わせ)のステータスの更新のことだろうと思います。
上記のタイトルのメール以外には、we are knitters関連のメールがなかったので迷惑メールフォルダを確認したところ、PayPalからメールが届いていました。
we are knittersの返金方法は、購入時の支払い方法に準じています。
PayPalにログインして明細を確認するとwe are knittersからの「返金」という名目で入金がありました。
わたしの場合はPayPal支払いでしたのでPayPalに返金されました。
返金されるのは「PayPalアカウントまたは銀行口座」とありますが、クレジット決済の場合はどうなるのでしょうね。
不良品の返品によるクレジットの請求が取り消されたことはありますが、クレジット会社からクレジットカードの引き落とし口座に入金がされるのでしょうか。
今回のようなことがあると、PayPalってわかりやすいなと改めて思います。
こういうことを考えると海外のオンラインショップでの支払い手続きはPayPalがかんたんで良いですね。
個人輸入のトラブルはこれで解決
今回初めて個人輸入で誤配というトラブルに合いましたが、冷静に手順を追って手続きをすれば、きちんと筋を通した対応をされるということが分かりました。
今のところわたしはwe are knittersからしか個人輸入はしていませんが、今回のようなトラブルにあっても自分で対応・解決ができたので、これからは他の海外の気になるヤーンショップから積極的に個人輸入してみたいと思いました。