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糸の精錬(ソーピング)は意外と簡単!家にあるものでやってみよう

ハウツー

編み物にハマる人のなかには、染色や紡ぎにもハマる人が多いようですが、わたしはもっぱら誰かが紡いでくれて、誰かが染めてくれた糸で編むのが好きなので、まさか精錬という作業に出くわすとは思っていませんでした。

ですが、なんと強制的に精錬をする機会が訪れます。

それは2020年の年始に届けられたAVRILさんの福箱に紛れてやってきました。

今回の記事はわたしには無縁だと思っていた糸の精錬の実践レポートです。

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糸の精錬ってなに?

冒頭でも述べたように、わたしは誰かが紡いでくれて誰かが染めてくれた糸でひたすら編むことしか考えていないので、そもそも精錬という言葉を知りませんでした。

その言葉を知るきっかけとなったのは、AVRILさんのお正月の福箱に入っていたこのカセ。

とりあえず玉巻しようと思ったらやたら臭う。
子どものころに図工で使った油粘土の強烈な臭い。

これはなんか変だと思っていたらお手紙がついていました。

「この糸はソーピングしていませんので、ソーピングしてから使ってください(要約)」

えっと、ソーピングってなんですか?

糸の精錬とは

調べてみたらソーピングという言葉よりも、精錬という言葉の方が情報が多く検出されるようです。

精錬とは簡単にいうと「糸を洗うこと」。

毛糸に限らず、麻でも絹でも精錬という作業は必要なようですね。

この記事では検索して情報量が多かった言葉、精錬に置き換えてお話をすすめることにします。

糸の精錬の方法

精錬の方法を調べてみると案外簡単そうで、本当に洗うだけ。

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毛糸ピエロ♪ よくあるご質問

気をつけることは、カセの状態で洗うので絡まらないようにすること。

では、どんな洗剤で洗えば良いのでしょうか。

糸紡ぎをしている友人に聞いてみると

「中性洗剤で洗えばいいから、簡単にいうと台所洗剤でもいいよ。ただ、洗いすぎると油がなくなってパッサパサになるから気を付けてね。」

ということです。

気をつけるべきポイントはこちら。

・カセが絡まらないようにする
・洗いすぎない
それではこれより精錬の方法を、順を追って紹介していきます。
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糸の精錬の方法 ―羊毛の場合―

ここから毛糸の精錬を実際に行っていきます。

今回精錬をするのはウール100%。
同じカセ(色違い)が2カセあります。

「中性洗剤なら台所洗剤でも良い」という友達からの情報と、「ウール洗剤を…。」というピエロさんのよくある質問での回答を元に、使う洗剤によって仕上がりにどのような違いがあるのか検証してみることにします。

使うもの
エマール(花王)
ヤシノミ洗剤(SARAYA)
・洗い桶

ステップ1:浸けおき洗い

ピエロさん曰く「鍋で一定の温度を保ちながら煮る」とのことですが、カセが入るような大きな鍋は我が家にはありませんので、いつも使っている洗い桶を使います。

給湯温度はふだんのお風呂の温度の42℃。

洗い桶に8Lのお湯を張り、エマール20mlを入れます。
洗剤の量は使用方法に則り、手洗いの場合の分量を参考にしています。

エマールで付けおき

カセを広げて輪っかの状態にしてから桶に浸けます。
※カセをまとめている糸は切らないように。

同じようにもう一つのカセも浸けおきします。
こちらはお湯8Lに対して、ヤシノミ洗剤をポンプ一回分です。

ヤシノミ洗剤で付けおき

ヤシノミ洗剤の量は適当です。
ポンプ一回分でかなり泡立ちました。

それぞれの洗い桶の毛糸全体に洗剤が行き渡るように、優しくカセを揺り動かし30分おきます。

この時点で、ものすっごい臭いです。

ステップ3:すすぐ

泡が出なくなるまですすぎます。

ピエロさん曰く「洗濯機で軽く脱水をして、泡が出なくなるまですすぐ」ということですが、洗濯機で脱水はなんとなく怖いので、汚れたお湯を流してぬるま湯(給湯温度42℃)を入れてすすいで、汚れたお湯を流す。

この工程を泡が出なくなるまで繰り返します。

エマールは3回、ヤシノミ洗剤は2回で泡が出なくなりました。

ステップ4:脱水して干す

脱水をしてから、日陰で吊るし干しをします。

脱水は、一カセずつ軽く絞ってからバスタオルに包んで20〜30分ほどおきます。

広げたバスタオルに軽く絞ったカセを乗せている状態

ピエロさん曰く「洗濯機で脱水する」とのことですが、やはりなんだか怖いのでこのようにしました。

ネットに入れて洗濯機で脱水するのも良さそうです。

カセのまま形を整えて陰干しします。

二本物干しざおで吊るし干し

軽く日が当たっています。
陰干しをしたいのですが、我が家で干す場所はここしかありませんでした。

ここで乾くまで干します。

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まとめ

初めての精錬(ソーピング)は、ウール100%の毛糸でしたが、全く難しいことはありませんでした。

さて精錬の結果、あの油粘土の臭いは取れたのかどうか…。

初めての精錬の結果

まだ臭い…。
精錬前よりはいいけど。

オカダヤ新宿店の毛糸フロアと同じくらいの臭い。
(行ったことがある人で臭いに敏感な人なら伝わると思う)

ちなみに、洗剤の違いで臭いの取れ具合に差は感じません。
ならばウール製品も洗えるオシャレ着洗剤の方が、台所洗剤より用途にあっているので、オシャレ着洗剤(うちではエマール)で良いですね。

精錬は難しいことはないけど、やはりわたしはすぐに編み始めることができる糸の方が良いです。

臭いがキツかった…。

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