先日公開した記事のとおり、水通しの時に脱水でセーターを縮めてしまい、非常にがっかりしておりました。
ただ単に縮めてしまっただけなら「高い勉強代だった」(糸の着分15,000円超えている)で済むのですが、なにがショックって思い入れがあったからなんですよ。
とてもとてもかわいかった亡き猫さま、はなちゃんと一緒に玉の状態で画像に写っている毛糸なんです。
何者にもなれなかった悲しき毛糸
特に何を編もうって決めて買ったわけではなかった毛糸です。
we are knittersのHAPPINES IN A BOXに、本と棒針とこの毛糸玉が5玉入っていました。
最初はClassic Sweaterを編みました。
形はかわいかったけど着心地が悪かった。
Rive Gauche sweaterに編みなおすつもりで解いて伸ばして、足りない分2玉買い足しました。
完成間近で似合わないので解きました。
Nautilus Sweaterに編み直しました。
パターンはこちら↓
デザインかわいい。
サイズもぴったり。
だったのに…。
(ó﹏ò。)シュン…
ただ縮むだけだったら子ども用に誰かにあげられたかもしれない。
けど、固いんですよ。
着られたもんじゃない。
ほどいて編み直すこともできない。
だってフェルト化してるから…。
今年の春にりっちゃんを亡くしたときの次に悲しい…。
毛糸でできた傷は毛糸で癒すのだ
メルカリっていいよね。
トラブルの話もよく聞くけど、私はこれまで一度もトラブルにあったことがありません。
今月初めにもメルカリでLa Bien Aiméeの糸をお得に買ったんだけど、そのときもう一つ欲しい毛糸がありました。
メルカリとは言え輸入毛糸はやはりお高いですから、優先度が高かったLa Bien Aiméeを買って、もう一方は我慢しました。
4カセで17,800円。
これを安いととるか高いととるかはひとそれぞれですが、amirisuさんでは1カセ5,000円はします。
ということを踏まえるとお安いですね。
さて、そんなことがあった後の思い入れがある糸で編んだセーターが一度も着ることなく(試着はしたの。衿の感じがすごくよかった。袖だけはちょっと長かった。)さよならしました。
泣きました(比喩ではなく)。
我慢した糸を買いました。
かわいい。
何を編むかって?
決めてないよ!!!!
手元にあるだけでも元気になれる糸ってみんなもあるでしょ?
それです。
よし!
過ぎてしまった失敗は、「高い勉強代」にしよう。
Nautilus Sweaterのデザインは気に入ってたけど、編み方にちょっと癖があって「もっとこうしたい」というのがあったので、次は指定糸で編み方をアレンジして編んでやろう。
うん、元気になってきましたぞ。