今年のGW、みなさんはどのように過ごしましたか?
わたしはユーナさんというアランのデザインを専門(?)とするハンドニット作家の個展を観に行きました。
ユーナさんはこれまでに見たことがない、新しいアランセーターのデザインをするすごい人です。
肩書きはどう言ったら良いのかわからないけど、デザイナーというよりクリエイターが近いと思ったので、当記事のタイトルで勝手に「クリエイター」と呼ばせていただきました。
さて、そんなユーナさんの作品には今までもInstagramで見て「すごい!きれい!神!」と、語彙力を失うほどの感動を覚えていたのですが、実際に観に行くとさらなる感動がありました。
今回は感動を忘れないための備忘録です。
とにかく見て!ユーナさんのSNS
はじめてユーナさんを知ったのはTwitterのこちらの投稿。
キャンディがいっぱい?
集めると嬉しい気持ちになる。
アラン模様などを編む時のアクセントカラーの毛糸たち。こんな風に小巻にして使います。次のセーターのアクセントカラーは可愛らしい色が多いです。さてどんな仕上がりになるでしょうか…? pic.twitter.com/EfiZTeiGMw— ユーナ (@yuna210s) February 18, 2022
これを見たときはものすごい衝撃を受けました。
「アランってこんな編み方があるの!?」って。
わたしは沢山ある模様編みの中でも、単色使いの陰影のみで描く模様が好きで、その中でもアランが一番好きです。
わたしはアランは一色で編むものだと思い込んでいたので(ボーダーはよくあるけど)、縦に糸を渡して配色をするという編み方にすごく感動をしました。
ユーナさんの作品を見たい人は、ぜひSNSをフォローしてください。
Twitter:@yuna210s
Instagram:@yuna210s
ユーナさんの個展はこんな感じ
白を基調とした室内で、作品の青い色がとても映えています。
入った瞬間にユーナワールド全開です。
触っても良いとのことで触らせていただきました。
触り心地はもちろん作品ごとに違うのですが、全てが幸せを感じる優しい触り心地。
詳しい使用糸は、TwitterまたはInstagramで辿っていただくとして、基本的には中細糸とモヘアを引き揃えています。
数ある作品の中でわたしの一押しはこちら。
※画像は後身頃です。
一見派手そうに見えますが、着用したら暗い色が増えがちの冬にとても映えそう。
試着もできるとのことでしたが、わたしにはきっと小さいので遠慮しました。
(伸びたら悲しい)
受注生産もしているようなので、このブログでめっちゃ稼げたらお願いしたいです。
ちなみにパターン販売はしていないとのことで、ちょっと残念。
わたしとしてはぜひともパターンを出してほしいところですが、いろんな事情がありますものね。
個展の詳しい情報はこちらです。
………………………………………………
個展 origin
[日]2021.5.4~5.7
[時]12:00~19:00
(最終日:~18:00)
[場]青山展示室502
[展]手編みのアランセーター
[☆]セーターから始まる素敵な
空間をお楽しみください。
……………………………………………… pic.twitter.com/CGW0lmf8xH— ユーナ (@yuna210s) April 29, 2022
ご本人とお話することができたのですが、とても気さくで透明感のある方でした。
作品に人柄が表れているのが分かります。
実物を見たうえで制作裏話まで聞けて、感動とひらめきの嵐が訪れました。
近隣にお住いの方はぜひとも見に行ってください。
今後の制作に活かせそうなことメモ
ここからは個人的な備忘録です。
もし、参考になることがあれば、アイデアの小ネタにどうぞ。
モヘアは乗算
カラーのモヘアを使うと、Photoshopの描画モード【乗算】のような効果が生まれる。
複数のカラーのモヘアを合わせてみると面白そう。
編んでみないと分からない
グラデーションやカラフルなスペックルが入った糸は、かせの状態で見るのと実際に編んでみるのとではイメージがかなり違う。
とりあえず編んでみるのがよい。
使い道を忘れた派手な手染め糸の活用法
「この糸、どうしようと思って買ったんだっけ?」という買っただけで持て余している糸はモヘアと引き揃えてみると良いかも知れない。
一本で編んだら派手すぎるかもしれないけど、モヘアと引き揃えたら引き算効果が生まれそう。
まとめ
情報収集やモチベーションのためにふだんからSNSは眺めていますが、やっぱり実際に見たり制作者本人に会う方が圧倒的に刺激になります。
実物を触ったり裏側を見ることは、写真だけでは伝わらない何かがあります。
これまではあまり個展やその他展示会に行くことはなかったのですが、今後は機会があったら積極的に個展に足を運ぼうと思いました。