かわいいですねぇ(自画自賛)。
きれいですねぇ(自画自賛その2)。
今の時期にぴったりのかぎ針編みのプルオーバーアレンジが完成です!
わたしは本当にかぎ針編みが苦手なんです。
かわいいのはmichiyoさんのデザインと糸が良いから。
きれいなのはアラが見えないから。
それでもきれいに編めるように工夫はしました。
かぎ針編みのポンチョの指定糸と代替糸
こちらの作品の編み図は【リネン、コットンで編む着回し自在なニットのふだん着】から。
こちらの本はすで絶版です。
指定糸はハマナカフラッスcです。
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この糸ねぇ、かゆいんですよ。
糸の組成が、麻(リネン)82%、綿18%で麻が多め。
リネンってねぇ、かゆいのが多いんですよね。
ビスコース(レーヨン)ならかゆくないんですけど。
そんなわけで、代用糸は野田商店さんで買ったコットンのこちらの白い方です。

指定糸と代替糸の推奨針サイズはだいたい同じなので代替糸としての条件(わたし判定)としてはOKなのですが、実際に編んでみると、指定糸のフラックスCの方がふっくらと密に仕上がるようです。
(andemmee部活でサンプルを見た感想)
それに比べて代替糸の方はあまりふっくらしません。
悪く言えばスカスカ。
針サイズを1号下げたら模様としては良い感じかもと思ったのですが、幅はともかく高さが出ないかも。
もともとわたし、かぎ針は高さが出せないのに。
「でも、透かし具合が夏らしいよね♪」
ということにして、若干のスカスカ具合で編むことにしました。
とまぁ、こんな感じで、太さを同じくらいの糸にすれば(推奨針サイズが同じ)代替糸として使える判定をしても、糸の特性によって、編みあがった感じが全く違うので、必ず試し編みをすることが大事ですね。
ショート丈のポンチョをプルオーバーにアレンジ!
このポンチョはモデルさんの着こなしだとかわいいのですが、わたしだと着こなせない。
ということでプルオーバーにアレンジしようと思っていたところ、わたしが「こうやりたい」をそのままやってくれていた人がいましたので、その方の完成作品を参考に(というか完全に真似)アレンジしました。
模様編みを下からA→B→A→C→A→B→Aとなっています。
ただ、模様編みAから模様編みCに入るときに1段調整する必要があります。
模様編みAは左側で終わります(往路が最後の段)。
しかし模様編みCの始まりが右側で始まるため(往路が始まり)なので長編みを一段入れました。
こんな感じですね。

束に編むのか目を割って編むのか問題
わたしは本当にかぎ針が得意ではないもので、基本がけっこうわかっていません。
一番悩んだのは、束に編むのか(くさり目をくるむ)目を割って編むのか(くさり目に編みいれるか)です。
編み図では読み解けなくてmichiyoさんにご本人に質問しました。
答えは
「束に編むでいいよー。割って編むときは注釈があるか、編み図の目が太くなっているよ。目を割って編んだ方がきれいだけどね。」
でした。
この束に編む場合と、目を割って編む場合の表記の違いは出版社ごとなのか、JIS規格なのか分からないです。
※編目記号はJIS規格で規定されていますが、束に編むときと、割って編むときの表記は探せませんでした。

※模様編みAとBは束に編んでます。
編んでいるとき、正直に言うと丁寧な仕事を始めた自分を恨みましたw
だけど、やっぱりmichiyoさんの言うように目を割って編んだ方がキレイなのは確かですした。
比較様に束に編んだ時の画像を残しておけばよかったなぁ。
最後は前身頃と後ろ身頃の肩を鎖はぎします。
レシピどおりポンチョにするのであればここで完成ですが、今回はプルオーバーにするので続きがあります。
プルオーバーにするための追加作業―脇下と袖の処理―
ここからレシピにはない工程です。
まず、脇下は鎖はぎします。
これだけでプルオーバーになりました。
けど、袖もちょっと編み足します。
袖と言っても、四角く編んだ身頃の脇下を編んだだけでドロップショルダーになるので袖を編むというのもちょっと違う気がしますが。
身頃の裾の模様にするか、衿と同じにする悩んだ結果、衿と同じにしました。
するとこんな感じになりました。

良いんじゃないでしょうか。
前回に完成したプルオーバーもスケスケメッシュでしたが、今回もスケスケ。
今回は苦手なかぎ針で繊細なレース風で、やらなくても良い丁寧な仕事をしたのでやたらと疲れました。
まだ今年の夏のプロジェクトにかぎ針編みがあるけど、しばしかぎ針はお休みします。