編み物を始めたけど、なかなかすすまない。
そんな人はいませんか?
その問題は場所を変えたら解決できるかもしれません。
外出する用事が多かったり、家にいるとやりたいことの誘惑が多くて編み物を忘れちゃう。
仕事が忙しくて帰宅したらすぐに寝てしまう。
それぞれの事情があって編み物に集中できる時間がどうしても少なくなることがあります。
そこで今回は自宅以外で編み物ができる場所を紹介します。
やっぱりカフェがいいよね! 編み物ができたカフェはここ
編み物のお供にはコーヒーや紅茶などの飲み物が欲しいですよね。頭が疲れたら甘いものだって欲しい。
それを叶えるならやっぱりカフェです。
ですが、カフェってその名のとおり飲食店です。
編み物は素材によって糸くずが舞って、周囲の人が嫌な思いをするかもしれませんし、小さなお子さんが近くにいると編み針やハサミで怪我をさせてしまうかもしれません。
なので「混んでいない。近くに小さなお子さんがいない。隣の席との空間が多め。」であることがポイントになります。
個人経営のカフェ
わたしの自宅の近所に個人経営の、住宅を改装したカフェがあります。
ここのお店は中学生以下は来店できないという、お子様連れには少々厳しいカフェですが、そのかわりとても静かで作業に集中できる場所です。
こちらのカフェは、PCで作業している人、本を読んでいる人、書き物をしている人います。
またテーブルが大きくお隣の席との空間も広めにとってあるので、客層とテーブルの配置で判断すると、編み物に最適なカフェです。
このような雰囲気のカフェなら編み物がすすむと思います。
みなさんの近くの個人経営のカフェがあれば、まず編み物ができる雰囲気かどうか確認しましょう。
スターバックス
王道(?)のスターバックス。
商業施設や大きめの駅ならどこにでもあると言っても過言ではないスターバックス。
みんなからスタバと呼ばれていますね。
インスタグラムを見ていると、スターバックスで編み物をしている投稿をよく見ます。わたしもよくスターバックスで編み物をしています。
滞在する時間によりますが、わたしは編み物をするときは長い時間滞在することになるのでドリンクはトールサイズを注文しています。
また、天候や季節によってテラス席で編み物をするのも気持ちが良いです。
珈琲茶館 集

珈琲茶館 集で編んでいるところ
首都圏の大きな駅の近くにある店舗に、平日のランチが過ぎた時間に行ったことがあります。お客さんが少なかったので堂々と編み物を始めました。
特に何も言われませんでした。
しかし、週末など人が多く集まるときはお店に入るために並ぶ人も多いので、こちらのカフェでは編めるときと編めないときがあります。
それと価格帯が高めです。気軽に編み物をしにいくお店ではなく、コーヒーを楽しみに行くお店として通い、たまたま編み物道具を持っていたら編もうという感じです。
コメダ珈琲店
ボックス型の席がとても落ち着きます。
ボックス型だと周囲の目を気にせず集中することができますし、小さなお子様もよく見かけますが急に手を伸ばしたり体を倒してきて道具がぶつかるという心配もありません。
また、糸くずが出やすい糸でも周囲の席までは届かないので安心です。
ニットカフェ
名前の通り編み物をするためのカフェです。編めないわけないです。
さて、ニットカフェですが、お店によって特徴があります。
編み物教室を兼ねていたりただ編みたい人が編んでいたり。
それぞれのカフェで特徴があるので、興味があればお近くのニットカフェを探してみてください。
仕事の合間だって編みたい! 職場でも編んでみた
カフェにいく時間もないくらい仕事が忙しい。
そんな場合はいっそ職場の休憩時間を利用するのはどうでしょう。
わたしの編み物仲間で「この靴下は職場の休憩時間だけで編んだんだよ。」という人がいました。
わたしには少し衝撃でした。それまで、職場の休憩時間はせいぜい本を読むか、少し目を瞑って寝るくらいでしたから。
でも、「そうか、休み時間なんだから仕事以外のことをすれば休憩になるよね。」ということで休み時間に編んでみました。
「こんなこと会社でやって大丈夫かな。」とドキドキしましたが、同僚や上司に「へー!すごいね。編めるんだ。」と褒められました。そして、調子に乗ってサクサク編みました。
このとき、わたしは正社員ではなかったので、勤務態度不良でクビになるかな?とか思ってましたが、この会社での唯一の専門職だったのでなかなか替わりがいなかったということと、人間関係がとても良好だったのがよかったのかもしれません。
別の会社での雰囲気を思い出すと、「あの会社ではできないなぁ。『編み物するくらいなら仕事しろ!』と言われるだろうなぁ。」と思う会社もあったので。
職場で編めるかどうかは、会社の雰囲気次第です!
公共の交通機関で編めるのか
カフェにいく時間もない。職場では雰囲気的に無理。そもそも席に荷物を持ち込めない職場もありますよね。
それでは、移動で利用する交通機関はどうでしょう。
バスで編み物はできるのか
個人的にはバスはおすすめしません。というより止めましょう。近くにいたら怖いです。
急停車やカーブのときに危ないです。編み針って思ったより凶器になります。
混み具合や道の安定具合は利用の地域次第でしょうが、わたしが住んでいる地域では事故やトトラブルの元になりそうなのでやりません。
電車では空気を読んで
電車は路線と時間次第です。
満員電車ならそもそも道具も出せませんのでいうまでもないですね。
ですが、ボックス席の場合は近くに他のお客さんがいないならできます。わたしや電車のボックス席で編みました。
学生の頃、都心とは逆方向に通学していたので車両はガラガラでした。利用していた路線にはボックス型の席もあり乗車時間は30分。この時間を使わないのはもったいないので、有効活用しました。
ボックス席に乗り合わせた高齢の女性がニコニコして「今時の若い子にしては珍しいわねぇ。素敵ねぇ。」と声をかけられたのを覚えています。
公共の交通機関でも好意的に見てくれる人がいるようです。
余談ですが、海外ではバスや電車の待ち時間に編んでいる光景を目にします。
さらに、腕に毛糸玉を入れるバッグを下げて立ちながら編む人もいます。
これはもうお国柄な気がします。どこでも編み物をする人がいるのは編み物人口のが多いからかもしれないですね。
飛行機でも編める
飛行機でも編み物ができるのか簡単に検索したら「主人がかぎ針を持っていたら没収されましたが、わたしは没収されませんでした。」というエピソードが出てきました。
おそらく世界情勢的に管理が厳しくなった頃のエピソードかと思います。
入国する国や航空会社によって変わるかもしれません。
わたしが編んでみたのは、成田発・グアム着の飛行機です。
飛行機に乗っているのは3時間ほど。実際は着陸や離陸、気流が乱れるとき、機内食の提供時は編めないので3時間もないですが編み物がしたい人にとって、編み物をするにはいい時間です。
機内に持ち込みできるかどうか不安だったのと長いと邪魔になるので、棒針ではなくかぎ針で編めるものを持ち込みました。
問題なかったです。
編み物をしている間、連れは寝ていました。
機内で編むことに関しては、インスタグラムでも海外の人が飛行機内で編んでいる姿を見ることがありますので、問題ないことが多いかもしれません。
前述のエピソードの、ご主人が没収されて奥様が没収されなかった件は、性別で判断されたのか別の何かしらの条件があったのか不明ですが、没収された人もいるけどされない人もいるということは念頭においたほうがいいでしょう。
せっかくの編み道具が没収がされるのは悲しいです。
また、旅行は同行者と旅のプランをおしゃべりをすることも醍醐味だったりします。一緒に旅をする人がどういうタイプの人かを見極めましょう。人によってはぞんざいに扱われたと感じるかもしれません。
一人旅の場合はむしろお供に編み物したいですね。
まとめ
編み物は道具と材料が揃っていればどこでも編めます。今回は屋内で編める場所だけを紹介しましたが、屋外でももちろん編めます。
公園のベンチに座ったり、レジャーシートを広げてピクニック気分も楽しいです。
カフェではだいたいどこでも編める感じですが、混雑具合、待ち人数、テーブルの配置等、周囲の人たちが嫌な思いをしないことが前提です。
空気を読むことが大切です。
いつも編んでいるお店でも、隣の人が嫌そうな顔をしたら控える等気遣いが必要ですし、職場で編めるかということも職場の雰囲気次第です。
逆にいえば、周囲との摩擦がなければ本当にどこでも編めるのです。
ぜひご自身が集中して編み物ができる場所を見つけてください。
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