すっかり初夏に突入したGWに、2025−2026AWシーズンから持ち越していたFIVEが完成しました!
以前にね、「夏糸をもう触りたい」なんて言って、今年の夏ものプログラムを書き出しましたが、夏糸で編みたいプロジェクトが試し編みの時点でどうにもうまくいかなくて。
だったら、頭を使わずに済む残務整理を片付けちゃえー!
ということで、FIVEを完成させました!
代用糸が決定するまでのプロセスである前編はこちらをどうぞ。

FIVEの編み方はかんたん|初心者でもできる構成と流れ

編み方は本当にパターン通りなので、とてもかんたんです。
身頃の長さは
「好みの長さになるまで模様編みを繰り返す」
なので、まず前身頃を「この辺かな?」というところまで編んだら、いったん休ませて後ろ身頃を編むことにしました。
後ろ身頃を前身頃と同じ長さまで編んだら、前後身頃を仮止めして、長さ確認のために試着します。
長さに納得したら、身頃の裾を編みます。
裾は変形リブ編み|Bind Offはどうする?(Tubular BOがおすすめ)
裾は、WSで
「P1, [Sl1 wyif, K1] を繰り返す」
という変形リブ編みです。
そしてこのリブ編みのBind Offは、パターンでは
「Tubular BO または伸縮性のある止め方」とあります。
ここでわたしはハッとしました。
以前にArtisane Cardiganを編んだ時、Italian BO = Tubular BO であること、そしてTubular BOのやり方を理解できたものの二目ゴム編み止めに逃げたことを思い出し、
「今回はTubular BOを習得しよう!」
ということで、一目ゴム編み止めではなくTubular BOにします。
注:英文パターンでItalian BOとあった場合、通常のゴム編み止めを指す場合と、準備段を含む“ふっくら仕上げ”のTubular BOを指す場合があります。文脈で判断が必要です。
Tubular BOのやり方解説|準備段が仕上がりを左右する

Tubular BOのポイントは「準備段で厚みを作ること」です。
前提:両端が表目2目の一目ゴム編み(または二目ゴム編み)の平編み(往復編み)
※ここではFIVEのパターンに従い、両端2目が表編みの変形リブ編みで解説しますが、一目ゴム編みや輪編みでも応用できます。
Tubular BOのやり方
RS:表編み, [K1, Sl1 wyif] を繰り返し、最後は表編み
WS:裏編み, [Sl1 wyif, P1] を繰り返し、最後は裏編み
RS:別針を使って、表目と裏目を分ける
※手前の針=表目、奥の針=裏目
あとは一般的な一目ゴム編み止めの要領で、とじ針を使って止めます。
Tubular BOの具体的なやり方はこちらの動画が参考になりました。
実践|FIVEの変形リブでTubular BOをやってみる
ここまで書いていて「なんで画像を撮っておかなかったのだ!」と後悔しつつ、テキストで解説します。
FIVEのリブ編みは、RSでは一目ゴム編みに見える構造で、WSではSl(Slip Stitch=すべり目)を含む編み方になっています。
このWSの構造がTubular BOの準備段と似ているため、違和感なくそのまま移行できます。
まず、裾をパターンの指定段数まで編みます。
編み終わりの段はパターンによって異なるため、そのまま次の段から準備段に入ります。
(WSで終わっている場合は、その次のRSから開始)
準備段は以下の通りです。
WS:裏編み, [Sl1 wyif, P1] を繰り返し、最後は裏編みで終わる
RS:別針を用意し、表目と裏目を分ける
別針で表目と裏目を分けたら※、一目ゴム編み止めの要領でとじていけば完成です。
※手前の針=表目、奥の針=裏目
これがTubular BOの仕上がりです。

通常の一目ゴム編み止めより、しっかりと厚みが出ているのですが、画像では伝わりません…。
しかし実際はふっくらしているのです。
ただね、こうやって引きで見た時、
「ふつうの一目ゴム編み止めと変わらないじゃん!」
と思わんでもないので、糸の残量が少ない時や準備段が面倒なときにまでTubular BOをしないでもいいかもなぁ、と思いました。
FIVEの仕上げ方法|水通しとボタン付け
前後身頃を編み終わったら、衿から肩までをすくいとじします。
ここまできたら仕上げに入ります。
今回使った糸はハマナカ アメリーです。
信頼できる定番糸なので、スチーム仕上げでも良さそうですが、これから暑くなってクローゼット保管になるので、水通しをしておきます。
水通しのやり方はこちらを参考に。

※今回は「洗う目的」なので、予洗いは省略しています(個人的判断)
乾いたら裾にボタンを付けます。

我が家のストックにちょうど良いサイズのボタンがあったので、それをつけました。
下のボタンが曲がっているのはご愛嬌。
FIVE完成レビュー|実際に着てみた感想
着てみました!

似合ってる!
そして横から。

衿の高さがめっちゃかわいい!
…んだけど、
「好みの長さになるまで模様編みを繰り返す」
で、好きな長さまで編んだ結果……
ちょっと編みすぎました
σ)>ω<*)テヘ
本当は、腰に裾のリブが少したまるくらいの丈感にしたかったけど、アメリーの編みやすさと模様のリズムが気持ちよくて、ついつい…。
前身頃の時点で「あ、編みすぎたな」とは思っていたんですが、「解くのもねぇ」って思って、そのまま決行。
まあでも、これはこれでアリですね。
「やっぱり短くしたい」と思ったら、その分だけほどけばいいし。
同じものが編みたくなった方は、こちらからパターンが買えます。

今回使用した糸、ハマナカアメリーはこちらで購入しました。
※楽天アフィリエイトです。
パターンは日本語と英語があります。
テクニック的にはTubular BO以外ではつまづくことはないと思うし、編み図が読めなくても編めるし、わたしと同じようにハマナカアメリーを代用にしたら、材料費は抑えられます。
ちなみに、今回このために買ったアメリーはかなり余りました。
グレー(22)は13玉購入のうち4玉と少しが残り。
黄色(25)は4玉購入のうち2玉が残り。
ベージュ(21)は5玉のうち3玉と少しが残りました。
※黄色とベージュは必要量を逆に計算して購入しています。
このあまったアメリーは、michiyoさんの本に載っているチルデンセーターを編もうと思います。
