毛糸 ピエロ Knit Ange ボーダーセーター 完成

かぎ針編み

毛糸 ピエロさんが発行しているカタログ、Knit Angeの2019年Spring-Summer号から、ボーダーセーターを編みました。

パターンの入手から完成までの工程を紹介します。

パターンの入手と使用糸

今回編みたいと思ったボーダーセーターとの出会いはInstagramです。
なんのタグでフォローしてピエロさんが出てきたかは忘れてしまいましたが、おそらく編み物友達のどなたかがフォローしてつながったのかなと。このへんの記憶は曖昧です。

それまでは“毛糸のピエロ”というお店があるのは知っていましたが、特に糸を購入することもなかったのですが、今回編んだボーダーセーターの投稿を見て一目惚れして「ぜひとも編みたい!」と思い、さっそく“毛糸のピエロ”とgoogle検索。

楽天市場にたどり着きました。

使用糸とパターン

編み図は無料公開 楽天市場でダウンロード

まずはパターンが欲しいと思い、google検索の前にInstagramで“毛糸ピエロ”のプロフィールを参照。こちらに、「インスタグラム掲載作品使用毛糸も下記のURLから購入可能で編み図無料公開」とあります。URLを見るとrakutenとあるので、やはり楽天市場で購入するようです。

個人的に楽天市場があまり好きではありません。

使い難くないですか?
レビューもへんなの多いし。(まだ使ってないけど期待を込めて星5つとか)

でも、仕方ない。楽天市場でしかないなら楽天市場に行こう・・・。

まず、楽天市場の毛糸のピエロさんのページにいきます。
ナビゲーションメニューのFreeレシピから、Knit Angeをクリックすると、Knit Angeのバックナンバー一覧があります。ずっとスクロールするとknit Angeに掲載されている作品のサムネイルがあるので、編みたい作品をクリックします。
※このサムネイルに「売り切れ」の表示がありますが、パターンの入手はできます。

サムネイルをクリックすると使用糸や使用針が掲載されています。
編み図の欄をみると、「編み方はコチラ」とリンクが貼られているのでクリックするとPDFファイルが開きますのでこのPDFファイルをダウンロードします。

これでパターンが入手できました。

でも、使用糸を購入すればその糸を使用している作品が掲載されている紙媒体のカタログをいただけるので、使用糸を購入するならダウンロードしないでもいいです。

使用糸の紹介

使用糸は指定のエスニックデニム。カラーも指定のものです。ですが、オフホワイトだけ売り切れていました。

ということであまり糸で代用。
代用したのは、されどのi t o – RECYCLED COTTON 100のアンティークホワイトです。
指定糸のエスニックデニムより少しふっくらとしています。
針の号数は同じもので大丈夫そうなので、とりあえずスワッチを編んでみます。

スワッチ

されどの糸だけ少しふっくらと目立ってる感じですが、ゲージは合いました。
このまま編みます。

ちょっとアレンジしてみよう

こちらのボーダーセーターはもとは長袖のデザインです。

編み始めたのが5月下旬だったので、これから暑くなる季節に活用したいと思い半袖にアレンジすることにしました。

長袖を半袖にするポイント

まず模様には規則性があるので、その規則性にのっとり模様を壊さないように長さを調整します。

ホワイトが基調となり、交互に他の6色の模様編みが入ります。6色の模様編みは、編み方自体は全て同じで糸の色が違うだけ。

ホワイト>配色>ホワイト>配色>・・・
この模様編みが6色分で1周と考え、オリジナルの長袖は2周分+配色1色です。
それならば、単純に半分の1周だけにすれば半袖になるはず。

ですがちょっとした問題があります。
それは、袖口から編み始めて肩にかけて増し目をしながら太くしていること。

さらに、作り目から袖口から肩とは逆方向に向かってホワイトで拾い目をして模様編みをしていくことです。

文字だけだと分かり辛いので図解にしてみました。
これがアレンジしたい形です。

図解

パターンを参照して、肩から模様が1周分となる段を確認します。
28段目から編み始めるのが適切なようなので、ここの段の目数で作り目をします。
オリジナルでは作り目は鎖目91目です。
28段目の目数を数えると99目でしたので、作り目は鎖目99目にして模様編みをパターンの28段目から始めます。
あとはパターン通り終わりまで編んでいきます。

次は袖口です。
上記図解のように、作り目から99目拾いあとはパターンを参照してアンティークホワイト単色で模様編みをします。

ここでちょっとしたアレンジです。

オリジナルのとおりの段数を編むと袖口の折り返し部分が大きくなり袖の長さに対してアンバランスな感じがします。
そこで少し短くします。

オリジナルでは作り目から肩に向かってホワイトで10段編んでから配色が始まります。
これを、作り目からホワイトを1段だけ編んで配色を始め終わりまで編みます。
次に作り目から袖口に向かってホワイトだけで編みますが、この段数はパターンのとおり13段編みます。

すると、肩に向かってのホワイトの模様編みの分だけ短くなります。

これくらいの長さなら、半袖にしてもバランスが良いかなと思いました。

完成した半袖

配色の順番はパターンとは変えています。
オリジナルパターンでは配色がエメラルドグリーンから始まり繰り返しが2周と+1色で、エメラルドグリーンで終わります。
これをエメラルドグリーンで終わる配色で繰り返しなしにしたかったため、レッドから配色を始めました。

こうしたことにより、パターンの指示通りの指定糸を揃えていたのでエメラルドグリーンがまるっと一玉余りました。エメラルドグリーンが他より1玉多かったのは、袖の配色で他の色よりも一段多かったからなんですね。

何はともあれ袖まで編めました。

馴染みのないはぎ方 鎖はぎ

身頃と袖が編み終わったので、パーツをはぎ合わせます。ここであまり聞き覚えのない「鎖はぎ」という言葉が出てきました。

これまでは巻きかがりをよく使ってましたが、鎖はぎは記憶にない・・・。

ひとまず手元にあるかぎ針の基礎の本【やさしくわかる かぎ針編みの基本】で探すもない。
さっそくgoogleで検索してみました。

鎖はぎの動画が出てきたので見てみると、「あれ?これ知ってるわ。」って思い、もう一度【やさしくわかる かぎ針編みの基本】を確認しました。するとこちらの本には“鎖の引き抜きはぎ”という名前で掲載されていました。

なんだよ。言い方は揃えてくれよ・・・。

さらに、質問サイトでも鎖はぎの質問があり回答を確認すると「鎖編みと細編みでとじる」とあったので、鎖編みと引き抜き編みまたは細編みではぎ合わせれば良いようです。

鎖はぎ

お見苦しい手ですが、鎖はぎの様子です。
鎖編みを4目編んで引き抜き編みをしています。鎖編みの目数は模様編みが鎖編み4目なのでそれに合わせてます。

ここでちょっと発見。
回遊した質問サイトでの回答で、

段と段をくっつけるのが「とじ」、目と目をくっつけるのが「はぎ」

ということが書かれていました。へーボタンがあったら押したい。 

縁編みの目の拾い方

身頃をはぎ合わせたら襟と裾に縁編みをします。
指定の拾う目数と、編み地の目数が違います。拾う目数の方が少ないです。

どうやって均等に目を拾うかなぁ。と悩みつつマーカーをつけていきます。

襟の拾い目の様子

後身頃からの拾い目は62目、前身頃からの拾い目は104目、裾からは260目拾います。

それぞれの箇所の目は以下のように拾い方を決めました。

後身頃の拾い方

鎖編みから4目拾い細編みからは拾わない。
拾わない目にメーカーをつけました。

鎖編みからの目を拾うときは、鎖編みの編みくるみました。

前身頃からの拾い方

前身頃から104目拾うのでバランスを考え、左右が29目、底辺からは46目拾います。
※前身頃につけたマーカーは襟の左右面と底辺との境目。

前身頃の左右の目の拾い方は以下のようになんとなくルールを定めます。
細編み=1目
配色段=1目
ホワイト長編みの段=2目
中長編み=1目

前身頃の底辺の拾い方は、中心の細編みだけ拾わずあとは編み地のとおりに拾います。

裾からの拾い方

裾は前後身頃それぞれ151目作り目をしていてはぎ合わせた状態なので、編み地の目は298目になっているはずです。
それに対して、拾い目は260目。こちらもバランスを見て拾わない目にマーカーをつけます。

裾の拾い目の様子

拾い目の仕方は一例です。バランスを見て決めましょう。

拾い目が終わったら縁編みをします。縁編みが終われば編む作業は終わりです。あとは仕上げです。

仕上げ

よし、ここまできたら袖をつけて、水通しをしてスチームで完成!

意気揚々と身頃に袖をつけようとしたら、袖の幅と身頃の袖付け部分の幅が合いません。

袖が袖つけ部分に対して小さいです。

どうやらわたしの編みグセと模様編みの特性で、幅は合うけど丈が伸びてしまったようです。
これではゲージを合わせた意味がない・・・。

さて、どうしよう。と悩んだ結果が以下のような手段です。

水通しをしてサイズ調整

わたしはいつも仕上げの水通しは、パーツのはぎ合わせが終わってからにしていましたが今回は先に水通しをして袖の幅を伸ばし、身頃の幅を伸ばして(丈が長いので横に引っ張る)からはぎ合わせることにしました。

普段なら水通しをしたら平干しにするのですが、今回は編み地の幅を広げたいのでこの干し方をしました。

さて、乾いたのではぎ合わせようとしました。
水通しをする前よりは、袖と袖付け部分の幅の差は近づきましたがそれでも袖の幅が足りないので、編み地を自然に置いた状態の幅ではぎ合わせました。ちょっと袖が狭くなりますが、自分の腕は通るのでよしとしました。

上記の完成した半袖の画像を確認すると、脇の部分にシワがよってます。
これは袖の幅を少し無理て伸ばしたからです。

完成

完成しました。

かわいい!

毛糸 ピエロ Knit Ange ボーダーセーターを編んだ感想

かぎ針編みは得意ではないので、かぎ針編みのウェアはこれまでには滅多に編みませんでした。

ゲージをとってもサイズがおかしくなったり、縁編みの拾い目の仕方に悩んだり普段よりも頭を使って疲れましたが、お気に入りの一着ができました。

また、今回のピエロさんのお買い物の以降、メルマガが頻繁に届くのですが糸のお値段もお手頃だし、作品のデザインもかわいいし、楽天市場って好きではなかったけど自分の世界がちょっと広がって食わず嫌いはイケナイなぁなんて思いました。

新しいことにチャレンジするっていいですね!

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