勤め先のが同僚が産休・育休に入ると聞いたので、ママになる同僚に許可を得て出産祝いとしてmichiyoさんデザインのチルデンロンパースを編みました。
この作品の編み図はmichiyoさんの著書【ベビーと小さな子どものための手編み】に掲載されています。
今回はお祝いと称した赤ちゃん用の編み物をプレゼントする際の注意点と、michiyoさんのデザインのベビーと子ども用のデザインのすばらしさを語ります。
【注意】手編みをプレゼントするときは受取人の許可を得ましょう
出産祝いではなくとも、プレゼントとして手編みのものを贈るときは、基本的に受け取る側の許可を取る必要があると思っています。
それは相手によっては手編みのものは「迷惑」「ダサいもの」「気持ち悪い」と思われているから。
そのあたりのことは以下の記事にまとめています。
今回贈る相手は会社の同僚という言い方をしましたが、わたしは派遣社員のような出向の様な立場で、相手は派遣先の正社員です。
わたしの方が年上でかつ、少々専門的で特殊な仕事を担当しているため、相手からすると気を遣う存在です。
これも、断りづらい関係ですよね。
だからちゃんと「なにか編んで良い?」って許可を取りました。
「うれしいです!」って言ってもらえました。
(気を遣ってくれたんだと思うけど)
ということで、許可を得たうえで喜び勇んで編みました。
赤ちゃん用に限らずですが、編んだものをプレゼントしたいときは、
許可を得ても関係性などで
「本当は嫌だけど仕方なく受け取っている」
という不幸が起きないように、みなさんもプレゼントしたいと思ったら、本人には「いらん」と断れる空気感で許可をとりましょう。
赤ちゃんのための編み物はmichiyoさんのデザインが最高だと思う
これまでに見てきた日本の赤ちゃん用の編み物の本って、どうも、ちょっと、ダサい(というか古い)ものだと思ってました。
ベビーカラーのみで作られた、こてこてのベビーベビーしたデザインがどうにも好きじゃなくて、編みたいと思えるものがなかったんですよね。
ベビーからキッズに成長すると、ようやくベビーカラーから脱したデザインが出てきて「これは良いな」と思えるものが出てくる。
という印象でした。
たぶんこの記憶も30~20年前で止まっていると思いますが。
さて、ここでmichiyoさんの登場です。
michiyoさんのデザインってちょっとのひねりが効いた、ちょっとおしゃれなふだん着として着られるデザインがお得意ですよね。
(個人の感想です。ただのmichiyoさんびいきです)
さらにこれも個人的な好みのお話ですが、ママやパパとのリンクコーデ(というかコピー)のような、大人のファッションをマルっと小型版にしたようなお子様ファッションは好きではないです。
そんなわたしですが、【ベビーと小さな子どものための手編み】は、ベビーカラーを使ってもベビーべビーしてないし、チルデンベストなんて大人が着るようデザインの小型版で自分が好きじゃないとしてお子様ファッションなのに、すごく良い。
ロンパースだって完全に赤ちゃん用ですが、チルデンが入ったらもう脱ベビーベビー。
michiyoさんの過去のベビー用の本のデザインも、けっこうベビーしてたと思うんですけどね。
語彙力がひどいもので、自分でもどう言ったら良いかわからないのです。
きっとこれを読んでくれている人も「ちょっと何言ってるかわからない」と思います。
つまりこれが言いたいのです。
michiyoさんの【ベビーと小さな子どものための手編み】に掲載されているデザインは、すべてかわいいです。
編んだ!完成した‼やっぱりカワイイ‼‼
糸は指定糸の色違いです。
特に難しいことはないので、同じものを編む人は何も考えずに編み図通りに編んでください。
今回編んでいて一番の難所は一目ゴム編み止めなのですが、これまでの中で一番キレイに一目ゴム編み止めができまました。
さて、出来上がって思ったんですけど
これ本当に着られるの?
わたし、新生児を見たのって年が離れた弟が生まれた30年以上前なんです。
赤ちゃんって本当にこんなに小さいの?
仕上がり寸は編み図どおりなのですが、少々不安です。
そして以前にかわいくて編んだ、これまたmichiyoさんデザインのかいじゅう帽子とかいじゅうブーティーが手元にありまして。
何人に編んだかわからないくらい、周囲に男の子が生まれるたびに編んだデザインです。
これも付けちゃえ!
そういえば、このかいじゅう帽子とブーティーの組み合わせはハマナカポームベビーカラーという糸で編んでいるので、ベビーカラーですね。
でも、こちらも指定のカラーではないのです。
この作品は【手編みのベビーシューズ】に記載されているものですが、指定のカラーで編むと、もっと柔らかい色使いでベビーらしさに溢れています。
それがちょっと好みではなかったので、自分で色を替えています。
そういえばダサく編む人の特徴で、「独自のアレンジを加える」というのを聞いたことがあるのですが、もしかして、わたし、ダサい?
ダサくないといいな。
とにかくわたしはカワイイと思っているし、
でも好みは人それぞれだから、
「気に入らなかったら捨てて良いからね!」
とだけ伝えて渡すことにします。