いつから編んでいるのか覚えていないくらい放置していたフェリシモのキット、DMC PIROUETTEで編むブランケットがやっと完成しました。
いや。
「させました」。
同じものを6つも編むのってしんどくない?
いつから編んでいるっけ?
というくらい長いこと放置していました。
ちまちま編んでいたけど、昨シーズンはこれっぽっちも編まなかったことだけははっきりと覚えています。
非常にかんたんだし糸も太いので編み始めたらすぐに完成できるといえばそうなんですけど。
同じものを6つも編むのってしんどいじゃん!!
このキットの画像を見ただけのときは
「斜めの模様は増し目と減らし目だな」
というのだけはわかったんです。
だけど、同じものを6つ編むとは思ってませんでした。
だからねぇ。
思ったよりもしんどくていっきに編み上げるのは無理でした。
同じものを編むのは2つが限界です!!
なのに、1つだけ編んだものを別のところに保管していたせいで、編んだ数を勘違いして6つで良いところを1つ多く編んでいましたw
段染め糸ははぎ合せ時の色の使い方に要注意
6つ同じもの編んだら、見本の様に表と裏の互い違いに組み合わせて巻きかがりはぎをします。
この巻きかがりはぎが少々曲者でした。
PIRRETOは色がグラデーションになってますよね。
なのではぎ合せる場所の色に合わせて色を変えていかないと、はぎ合わせの糸が目立ってしまいます。
全体的に色数が多いので巻かがりの糸もおしゃれとして目立たせたいなら、何も考えずにはぎ合せても良いと思いますが、いろいろ試した結果、巻きかがりの色は見えない方がきれいです。
ですが糸の色のピッチが、編地の色の縦の長さと、巻きかがりで使う長さが合わないので、ところどころ編み地に色を合わせるために、糸玉からいい感じの色を引き出して切って、巻きかがりして、色が変わったらまたいい感じの色を引き出して切って、巻きかがりをして…。
という具合に巻きかがりはぎをするので、仕上げにけっこう時間がかかりました。
これで完成。
完成してみたらやっぱりきれい。
デザインが糸の良さを出しているという感じです。
「かんたんにきれいな作品が編める」というのは魅力ではあるけどかんたんすぎると飽きますね。
もはや苦行でした。
ちなみにこのキット、もうフェリシモでは販売されていません。
メルカリやヤフオクとかにはあるかもしれません。
編んでみたい人はフリマサービスで探してみるの良いかと思います。
このブランケット、会社でのひざ掛けにしようと思います。