オフィスの暖房って暑くないですか?
わたしのオフィスは基本暑いので「だったら冬糸で半袖を編もう」という理由でBlair Cadiganを編みました。
Blair Cardiganのパターンと糸について
このカーディガンは当ブログではおなじみのwe are knittersでキット販売されています。
基本がキット販売でパターンの単体販売は通常はされていませんが、年に数回キットでしか買えないパターンがデジタルパターンのみで購入できるイベントがあります。
わたしはそのイベントのときにパターンだけ先に購入していました。
指定糸はこちら。
The Bling Bling Yarn / Color:Bordeaux
定価で買うと高いのでわたしはセールのときにしか買えません。
で、この糸を買ったときは元々の販売価格が通常の20%オフ(時期によって余りものが安くなっているのです)になっていて、さらにイベントでオンライションショップ全品30%オフのセールをしてたのです。
「元から20%オフになっているところに、全品30%オフのセールってどうなるんだろう?」
と思ってカートに入れてみたらなんと50%オフになりましたw
「どちらかの割引率が適用されないのではないか」と思ったんですけどね。
Blair Cardiganを指定糸でなるべくコストを抑えて編みたい場合は、
セールになっているときにキットで買うか
パターンのみで購入できるイベントを待って糸を代用するか
わたしのようにパターンのみで購入できるときに購入しつつ糸セット(5、10、15玉で購入すると1玉あたりが安くなります)も安くなるセールの時に購入する
のが良いと思います。
Blair Cardiganの編み方補足
パターンには日本語版がありませんので、英語のパターンで編みました。
他の言語はこんな感じです。
スペイン語、フランス語、ドイツ語、スウェーデン語、デンマーク語、ポーランド語、ノルウェー語、イタリア語
わたしはいきなりパターンの重要な部分を読み落として、2本どりで編むところを1本で編んでしまい、後ろ身頃があみ終わったところで気がつきました。
もちろんほどきました。
要注意!パターンに誤植あり
パターンにはテキストと、模様編みのチャート(図)がありますが、チャートに誤りがありました。
誤植1:袖の増し目
袖口の1目ゴム編みから模様編みに入る段でねじり増し目をするのですが、チャートのとおりに増やしたら増えすぎます。
テキストの中から「増し目で何目にする」と目数が記載されているので必要目数を分散して増し目しました。
2倍弱に目数を増やすのですが、一目ごとに増し目をすると増えすぎるのでねじり増し目をしない箇所にマーカーをつけました。
誤植2:翻訳漏れ(?)
唐突の「PUNTOS」という単語。
Presto Cardiganを編んだときにもありましたね。
「puntos」を「stitch」に置き換えるとパターンとして辻褄があうので、やっぱり訳漏れなんだと思います。
誤植、訳漏れについて問い合わせようかと思ったのですが、解読できたから「ま、いっか」と思ってやめました。
本当に誤植なら助かる人が多いと思うのですが、以前にご配送で問い合わせをしたときにやりとりが長くて解決までに時間がかかったことを思い出してめんどくさくなってしまいました。
日本語圏の人だけはこの記事で解決できるかと思います。
パフスリーブにするときのはぎ合わせの計算
このパターンは親切なので、
「身頃の◯段目〜△段目に対して、袖の×段目〜□段目を合わせる。」
というように細かく記載してくれているので、丁寧に読み解いていけば難なくはぎ合わせることができます。
ただ、袖のデザインがパフスリーブなので肩のギャザーの寄せ方はちょっと計算が必要です。
わたしはLサイズで編みましたが以下のように以下のように肩をはぎ合わせました。
まず、前後身頃それぞれ8段に対して袖が50目ありますので、袖の中央25目のところにマーカーをつけて身頃のはぎ合わせ部分と合わせます。
そこから前後身頃それぞれに対して、袖の25目を等間隔にひだを作るために
身頃一段に対して袖3目分をすくっていきます。
(文字だけでだとわかりにくいですね。すみません。頑張ってください。)
するとこのようになります。
袖を身頃をはぎ合わせたら、前後身頃と袖下をすくいとじします。
前立てと襟
左右の前立てを編んでから襟を編みます。
ボタンはオプションなので前立てと襟のセクションは、ボタンあり用とボタンなし用があります。
ボタン穴の位置はパターンに記載がありますのでここも丁寧に読み解いていきましょう。
Blair Cardigan 思ったより良い!!けど
正直この糸を買った時、
「あ、やっちまった」
と思いました。
色とキラキラ具合が、なんか、こう…。
おばあちゃんっぽいって思えて。
実際、職場の休憩時間に編んでいたら20代の子に
「ちょっとおばぁちゃんっぽくないっすか」
と言われました。
「わたしもそう思ってる」
と返しましたw
でも、実際出来上がって着てみたら「おお!良いじゃん」。
わたしが太めボディなのは置いてといてw
「糸って編んでみると全然イメージ違うなぁ」
と常々思っていますが、この糸がその例の筆頭だと思いました。
見た目としては思ったよりもいいんだけど、この糸かゆい!!
致命的ですねぇ。
そして、ボタン、これじゃなかったかな…。
デザインも仕上がりのサイズ感もいいんだけど、糸がかゆいのがなんとも…。
慣れるのかな、それとも肌を潤わせたら痒くないのかな…。
作品としては良いんだけど、実用化できるのか、わかりません
(´・ω・`)ショボーン