日本でも買えるのになぜアメリカからMalabrigoを取り寄せたのか【前編】

長いつぶやき

日本でも取り扱いのあるMalabrigo(マラブリゴ)の毛糸。

送料や輸入消費税がかかることを承知で、わざわざアメリカから取り寄せました。

この記事では、私がなぜそう決断したのか、どんな色や種類を選んだのかをまとめています。

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日本にも糸はあるけれどカラーがない

今回購入したのはMalabrigoのCaprinoとMechitaで、Laine Magazine Issue 26に掲載されているTrustfall shawlの指定糸です。

わたしはこのショールが編みたくてLaine Magazine Issue 26を購入したしました。

国内で同じ毛糸が手に入るか探しましたが、Malabrigo正規代理店のMalabrigo Japanは指定カラーがありませんでした。

では、Trustfall shawlをどのように編むか、3つの案を出しました。

  • 別の糸で色だけ似せて編む
  • 日本で買えるMalabrigoの別糸で別の色合わせで編む
  • 輸入する

次にそれぞれの案でプロジェクトを進める場合には、どれくらいの予算が必要かを計算します。

1)手持ちの糸を活用

配色の仕方によりますが4色で編む場合は7カセ必要で、一番多く使うカラーを手持ち糸にする場合、国内で同ウェイトを4カセ購入すると約12,000円必要。
※わたしがよく買う手染め作家さんの1カセあたりの価格で計算

節約は可能ですが、あくまで参考としての価格です。

2)Malabrigo正規日本代理店で指定糸を購入

Caprino・Mechitaとも1カセ3,960円。

3,960 × 7 = 27,720円(送料無料)

2万かからなければ即決だったんですけどね。

3)輸入する

指定糸が揃っていて日本に配送可能なのはアメリカのWool and Companyでした。

9月上旬時点で、100ドル以上で10%オフのキャンペーン中でした。

試しに必要分カートに入れると122.40ドル。
日本円に換算すると約18,300円。

ここに送料約5,000円と輸入消費税が加わり、合計約25,630円。

手持ち糸を使う場合より高くなりますが、配送料と輸入消費税を足しても正規店で買うより安くなります。

思ったよりも高くて「今は決められない」として、いったん手持ちの糸でプロジェクトを進めました。
※高めに見積もっています。

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時間を置いて原点に戻る

しばらくの間、手持ちの糸との色合わせや、似た様な色の糸を探しましたがしっくりきません。

そこで原点に立ち返ります。

このショールの何に惹かれたのか?
→ 模様と色の組み合わせ

特にどの色が必要か?
→ ブルーグリーンとオレンジの組み合わせ

似た色はあるけど、Malabrigoだからこその色合いがあるし、なにより国内外問わずファンが多いということはそれだけ魅力にあふれた糸なんだと思う。

そのたくさんの人を魅了する糸をわたしも手に取ってみたい。

わたしのこれまでの行動を思いかえせば、

「ダイエットのために食べたいケーキを我慢して他のお菓子で代用すると、結局満足できずにケーキを食べて余計にカロリーを摂取する。」

ということが多いので、毛糸でも同じことになりそう。

中途半端にお金を出して代用しても結局はMalabrigoが欲しくなってそれを買うんだと思う。

そして、代用のために買い足した糸は罪庫に…。

よし、Malabrigoを買おう!

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でもちょっとだけケチる

どうせ買うならやっぱり少しでも安い方が良い。

まだMalabrigo10%オフであることを祈りつつ、Wool and company のサイトに再訪すると、なんと
サイト内全品10%オフ!

つまり、【Malabrigo10%オフ+サイト内全品10%オフ】なので20%オフに!!

これは

「買いなさい。Malabrigoはあなたを待っていたのです。」

という神のお告げです。

そんなわけで必要分をカートに入れます。

そして輸入消費税などを含めた今回の毛糸の輸入にかかる費用の見積もりをchatGPTに算出してもらいます。

### 合計(USD)

* 商品:$17.60 + $17.60 + $29.44 + $44.16 = **$108.80**
* 送料:$32.24
* **合計(商品+送料) = $108.80 + $32.24 = $141.04**

### 円換算(1USD = 149円)

(項目ごと)

* $17.60 × 149 = **¥2,622.40**(×2個 → ¥5,244.80)
* $29.44 × 149 = **¥4,386.56**
* $44.16 × 149 = **¥6,579.84**
* 送料 $32.24 × 149 = **¥4,803.76**

合計:
**¥5,244.80 + ¥4,386.56 + ¥6,579.84 + ¥4,803.76 = ¥21,014.96**

→ 四捨五入して **¥21,015**(概算)

### 補足

* 上の金額は**クレジット決済時の請求見積もり(為替換算のみ)**です。
* **カードの海外決済手数料(例:約3.6%前後)や決済時の端数処理、税金(輸入消費税・関税)・通関手数料は含んでいません。**
* それらを含めた総額も計算したければ、カード手数料率と「輸入時にかける税・手数料の目安(例:¥1,700程度)」を教えてください。迅速に出します。

※見積当日のレートで計算

なかなかの額ですね。

この額にさらに輸入消費税と通関手数料(配送方法次第)がかかります。

たぶんだけど、wool and companyはUPSだったから通関手数料が最大で(2,000円)。
すると輸入消費税:2,200円と通関手数料:2,000円が上乗せなので…

合計約25,215

( ^ω^)・・・

ここで、唐突にケチりますw

「Mechitaのナチュラルは代用で良いんじゃない?」

モザイク模様に使う部分だし、特殊な色でもないし。
手持ちでこんなんあるやんけ

2020年のAVRILの福箱に入っていた糸

というわけで1カセ減らして決済しました。
最終的なカートはこちら。

クレジット請求は19,186円でした。

ここに以下の輸入消費税と通関手数料が後日請求される予定です。

輸入消費税:1,920+通関手数料:2,000=3,920円
※多めの見積もり

すると今回のアメリカのショップ、Wool and companyでのお買い物の合計金額は23,106円になりますね。

答え合わせは受け取ってからになります。

手持ちの毛糸で代用できなかったら1カセケチった意味がなくなりますねw

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なんと在庫不足!

翌日、メールが届きました:

CaprinoのTeal Featherを3カセ注文していますが、在庫は1カセです。
在庫分を先に発送することも可能ですが、ロットが一致しない可能性があります。

私の返信:

注文数が揃ってからまとめて発送してください。

発注をかけた後、2~6週間で確保予定とのこと。
海外取引なので6週間はかかると覚悟しておきます。

その間に国内で指定糸が安く手に入ったらちょっと悲しい…。

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まとめ

計算上は約23,106円ほでで、念願のTrustfall shawlの指定糸を手に入れることができそうです。

だけど、「ここまで来たらいっそすべて指定糸にすればいいのに」って思ってます。

なんでいきなり半端にケチったんだろう?

手持ちの糸で代用って、試し編みしてゲージの確認くらいすればいいのにね。

まぁ、セール期間中に試し編みする時間がなかったんだけども。

さて、今回はここまでになります。

続きは実際にアメリカから届いたMalabrigoの毛糸の開封と、かかった輸入消費税について書きます。

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