暑さ真っ盛りな今、棒針編みで編むレーシーで涼しげ（？）なサマーセーター、Rota Jumperが完成しました。
このセーターはDK weight（並太くらい）で編むので、デザインとは裏腹にまったく涼しくありませんw
でも見た目ほど時間がかからず、すぐに完成します。
今から編み初めても今年の秋には着られます。
今回は台湾のデザイナーIrene LinさんのRota Jumperが完成するまでのあれこれです。
Rota Jumperの指定糸と代用糸
Rota Jumperの指定糸はStitch & StoryのCotton Braidです。
Stitch & Storyというのはイギリスのお店のようですが、英語力は4級レベルなので詳しくは分かりません。
ふわっとした情報ですみません。
指定糸の推奨の針サイズは5mm（日本サイズ9〜10号）で、パターンでも5mmを使用しています。
わたしが代用したのは we are knittersのTHE COTTONです。
この糸は今年の春に完成させたHubble bubble Cardigan Lightを解いた糸です。
かわいいんだけど、春のカーディガンにしては重いので絶対に着ないと思って解きました。
THE COTTONの推奨の針サイズも5mmなので代用糸として最適だと思います。
5mmのサイズの輪針がないのでまずは10号で試し編みをしてみたところ、ゲージが緩かったので9号で編むことにしました。
そしてなんとなく2サイズにしました。
ちなみに9号ではゲージをとっていません。
完成作品の重さは309gでしたので、THE COTTONで編む場合は3玉あれば充分です（1玉100g）。
参考にしてください。
we are knittersのTHE COTTONはこちらで購入できます。
わたしが使用したカラーは廃盤なのかラインナップから消えていました。
パターンについて
Rota JumperのパターンはRaverlyで購入できます。
またはK2tog yarnさんでキットを販売していますので糸も欲しい方はこちらでの購入もおすすめです。
ただしK2tog yarnさんのキットもオリジナル（？）のパターンの指定糸とも違って、Sandnes Garn のTynn Lineです。
Raverlyでのパターンの購入はこちら。
K2tog Yarnのキットの購入はこちら。
編み方の補足はとくにありません
編み方に特別なテクニックは必要ありません。
これまでにいくつかのデザインを編んでいれば難しくはありません。
レーシーな模様は掛け目と二目一度の組み合わせでできています。
Xに製作途中のものを公開したら「かぎ針編みでもこんな模様ができるんですね！」というコメントをいただきました。
そうです。
できるのです。
こういう穴がたくさんある模様編みって確かにかぎ針で表現するイメージがありますが（わたしも昔はそう思ってました）、棒針編みでもできます。
棒針編みのレース模様の本も出ています。
棒針編みでレース模様を編んでみたい人は覗いてみてください。
Rota Jumper できた！クロップド過ぎた！
糸も太いし、クロップド丈だし、スケスケ模様（？）だし。
ということで割と早く完成しました。
ちなみにオプションで、袖は7分または長袖、身丈はクロップドまたは通常丈が選べます。
わたしは７分袖＆クロップドで仕上げました。
こんな感じです。
一目ゴム編み＆一目ゴム編み止めが私史上最高の仕上がりになりました！
着画とりました！
クロップドが過ぎるｗ
万歳したらこう！！
綿100％だしストレートヤーンだし伸びるやろ。
と思ったのですが思ったほど伸びませんでした。
身頃をもうひと模様編みたそうかなとも思うのですが、そうするとあまりかわいくない…。
保管のときにハンガーに吊るしておもり付けたら伸びるかな…。
ということで、サイズ感が若干の失敗という感じはします。
そりゃね、9号にサイズを変えてゲージも取ってないからね。
まだ伸びしろがあると思うので（セーターって着用して2時間もするとかなり伸びますよね）いったんはこれで良しとします。