PCでこのブログを閲覧している人には見えるサイドメニューに載せているプロジェクト【Classic Sweaterをほどいて編み直し】ですが、編み終わったけどまたほどくことにしました。
※途中からプロジェクトリストには「Rive Gauche sweater」と表記を変更しています。
Classic Sweaterをほどいて別のものに編み直そうと決めたのは、2022年のお正月です。
Rive Gauche sweaterに編み直すと決めていて毛糸が足りなそうだったので、2022年のお正月セールで毛糸を2玉買い足しました。
さて、このプロジェクトですが、編み終わりましたよ。
けどね、似合わなかったんですよ。
本当にどうしようもなく。
いろいろきれいに仕上げるアレンジとかしたんですけどね。
今回は進んで戻った【Classic Sweaterをほどいて編み直し】プロジェクトの記録です。
Rive Gauche sweaterの編み方ざっくり解説
Rive Gauche sweaterはガーター編みのV-neckセーターです。
前後身頃、左右の袖を別々に編んではぎ合わせる、ごくふつうのセーターです。
Rive Gauche sweaterのパターンはwe are knittersで購入したのですが、現在はもう販売されていないようです。
使う物はこちら
使用糸：Petit wool/we are knitters
仕様針：8㎜の輪針、または棒針、はぎ合わせ用の針
使用針についてですが、糸とパターンの指定は8㎜ですが、一度編んでほどいたせいか糸がやせて見えたので、わたしは7㎜で編みました。
アレンジ1.身頃と袖の編み終わりは伏せ止めをしない
パターンのとおりに編むと、身頃、袖とも編み終わりは伏せ止めをすることになっていますが、伏せ止めをしてからはぎ合せると、伏せ止めの分厚みが出て着心地が悪くなります。
そこで編み終わりは休ませておきます。
前後身頃の肩のはぎ合せ
まず後身頃を指定の段数編みます。
最後の段まで編んだら別糸をとおすなどして、休ませます。
わたしは付け替え輪針のケーブルに通しておきます。
次に前身ごろを編みます。
指定の段数まで編んだら、右肩と左肩に分けて編みます。
前身頃が編み終わったら、中表で前身頃と後身頃を合わせて引き抜きはぎをします。
右側の肩をはぎ終わったらそのまま後ろ身頃の後ろ衿ぐりを伏せ止めし、そのまま左肩を引き抜きはぎします。
こうすることによって、工程も仕上がりもすっきりします。
袖と身頃のはぎ合せ
袖は袖口から肩に向かって編み上げていき、最終段は伏せ止めをすることになっていますが、袖も伏せ止めをせずに身頃とはぎ合せます。
伏せ止めをしない目と、段のはぎ合せは一般的な方法ですが、なぜか今のところwe are knittersのパターンだと必ずふせ止をするのですよね。
伏せ止めをしてからはぎ合せると、伸びにくくなるので型崩れしにくいのかも知れないですが、はぎ合わせたところのごろつきが着るときに邪魔になると思うのですが、海外だとこのやり方が多いのでしょうか。
とはいえ、「そんなこと気にならないな」という人はもちろん伏せ止めをしてからのはぎ合せでも良いと思います。
そもそもパターンがそうなっているのですからね。
衿の模様をすっきりさせる
衿の編み方は前述のとおり、指定の段数まで編んだらまず右肩まで編んで、別糸を付けて左肩までに編んできます。
衿ぐりの減らし目は2段ごとに1目の減目で編んでいきます。
表を見た状態で左側は右上二目一度、右側は左上二目一度を、衿ぐりの一目内側で行いますが、編み地はガーター編みのままです。
このままだと、段の端がちょっと汚いですよね。
※Instagram完成品の画像で確認できます。
これがなんかいやなので、衿ぐりの端をすべり目して、一目表目、次で二目一度に変更します。
※表を見たときの左側の編み方です。右側を編むときは逆の工程になります。
ガーター編みのまま編み続けるよりこの方がキレイだと個人的には思います。
Classic SweaterからRive Gauche sweaterに編み直したけどさぁ…
全てのパーツを合体して、「さぁ、右側の袖下をすくいとじしたら」完了だ。
というところまできて試着してみました。
サイズは悪くない。
なのに、すっごく似合わない。
何が似合わないのか分析するのもめんどくさいくらい、似合わない。
これ着ない！
絶対に着ない！！
似合うかどうかで言えば、Classic Sweaterの方がマシだったわ。
ということで、ほどきます。
えー、もう、何に編みなおそう。
そして悲しいことに2023年最後の記事が、このほどくことを決意した記事になってしまいました。
まぁ、気持ちを切り替えて、【Classic Sweaterをほどいて編み直し】プロジェクトを立て直そうと思います。
本年も当ブログを閲覧いただきまして、ありがとうございました。
それでは、来年もよろしくお願いいたします！
