悩む人多し michiyoさんデザインのTALISの仕上げ方

制作記録

モヘアなどの毛足が長い糸で編んだとき、仕上げ方に悩んだりしませんか?

michiyoさんデザインのTalisを編んだ他のニッターさんも「水通しをしていいのかわからないから、レシピの通りにスチームだけにしました。」という人がいました。

でも編んでいるうちに埃がつくでしょうし、手元に届くまでに床に落としたりしているかもしれません。

それを考えるといずれ丸洗いしたくなります。
だったら仕上げの時点で水通ししてもいいんじゃないの?

ということで今回は、michiyoさんデザインのTalisを実験素材としてワフワ毛糸の仕上げに、ふだん通りの水通しをしても大丈夫なのかを検証しました。

いきなり結論! モヘアはむしろ水通しするべき!

わたしは編み直しが出来ないモヘアでこれまでに編んだことがありません。
そこでまず、モヘアの糸で編んだら水通しはできるのかを調べました。

QUINIENTOSさんブログ記事によると、モヘアは水通しをした方が良いとのこと。

モヘアのフワフワは、洗ったらフェルトみたいに固まってしまいそうって思っていましたがこれは意外です。
大事なことなので覚えておきます。

モヘアは水通しによってふわっとする。

これでモヘアの糸の仕上げがわかりました。
それでは次から実際に、michiyoさんデザインのTalisの仕上げに入ります。

michiyoさんデザインのショール Talisの仕上げ方

今回わたしはキットで購入したので糸は指定糸です。

まずは糸のラベルで糸の組成を確認します。

名称/アルパカSURI
組成/ベビーアルパカ:74%、シルク:26%

フワフワした毛糸だったのでずっとモヘアだと思っていたのですが、モヘア要素は入っていませんでしたw
モヘアとは、アンゴラ山羊の毛なのですがこれっぽっちも入っていない。

では、先ほど調べたモヘアと同じ仕上げ方でいいのでしょうか?

実はラベルに書いてあります。

今回の糸のラベルには手洗いマークが入っています。
つまり水で洗って良いということですね。

今回はアルパカがメインの素材ですが、アクリル製のフワフワの糸もあります。

素材・組成によって扱い方に違いがありますが難しく考えず、基本的にラベルに取り扱い絵表示があればそれに従えば良いです。

水におしゃれ着用の洗剤を入れる

洗剤を使っていいのかどうかも悩みましたが、ふだんの水通しと同じようにおしゃれ着用の洗剤を使います。

我が家のおしゃれ着用の洗剤はエマールです。

ふだん通りならばここはぬるま湯に洗剤を入れるところですが、モヘアは水温が低い方が仕上がりがキレイだとどこかで目にしました(どこかは忘れましたし、今回の糸はモヘアじゃないけど)。

なので今回はぬるま湯ではなくにしました。

これで20分置きます。

丁寧に脱水

ここからの作業は仕上がりの形に影響するので丁寧に行います。

20分置いたら、2〜3回すすぎます。
そして軽く押して絞ったら、バスタオルの上に広げます。
※どんなニットでもそうだけど雑巾絞りみたいにねじったらダメ

バスタオルに対してとても長いショールなので、長さがバスタオルに収まるくらいのサイズにたたみます。今回は半分にたたんでから、さらに半分にたたみました。

たたんだらバスタオルの上に乗せて軽く形を整えてクルクルと巻いていきます。

これで数十分置きます。この日は他の作業を行いながら水通しをしていて、脱水しているのを忘れていたので、2時間くらい置いていました。

こんなに長く置く必要はないと思います。
バスタオルの給水具合で置く時間を判断しましょう。

形を整えて干す

脱水ができたら干します。

よく耳にするブロッキングという仕上げがあります。ブロッキングが仕上げにはベストなのでしょうが、うちはネコがいることでブロッキングができる広いスペースが確保できません。

形は最後のスチームで整えることにするので、干すときは軽く整える程度にします。

使っているのは300円ショップで買った、ニットを平干しできるネットです。
ネットは2段に繋げることができます。
2段は必要ないので、1段だけ使います。

室内干し用のポール(?)にネットを吊るして干します。

1日で乾きました。
室内干しの匂いが気になったり、早く乾かしたい人は下から扇風機で風邪を当てるといいです。

スチームで形を整える

レシピにも書いてある通り仕上げにスチームをかけます。

仕上げたい幅のサイズを測って、それに合わせてピンを打って固定しましょう

指定の仕上がりサイズだと、幅18cm×長さ196cmになっていますが幅だけ合わせます。
長さは適当。

編みっぱなしの状態だと幅14cmでしたが、編み地が緩いので優しく横に引っ張って調整することができました。

こんな感じにピンを打ったら、スチームアイロンを高温にしてスチームを当てて、熱いうちにリングフリンジ(画像のしたの部分)を手で整えます。

スチームをかけたら右側にスチームを当てた部分をずらして、またピンを打ちスチームを当てます。
この作業をショール全体が終わるまで繰り返して完成です。

まとめ

他のニッターさんがTalisの仕上げに水通しをするのかわかないということを言っていたことから生まれた今回の記事。

わたしも「洗ったらフェルトみたいに固まってしまいそう」と思っていましたが、結果は見た目に変化なし

Before・Afterの画像で見比べてみます。

違いがわかりません。

モヘアは水通しをしたらふわっとすると目にしましたが、今回の糸・アルパカSURIもふわっとすると思ったのですが、水通ししてもする前とフワフワ具合はあまり変わりません。

とすると結果的に、モヘアであっても、他の素材のフワフワ毛糸であっても水通しはした方が良いですね。衛生的な意味で。

いずれモヘアの糸を使って編む計画があるので、そのときに改めてモヘアの水通し前と後のフワフワ具合に違いがあるのか確認したいと思います。

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