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編み物歴25年で培った棒針編みをきれいに仕上げる4つのこだわり

お役立ち

編み物をする人はみんな「きれいに編みたい」と思っていることでしょう。

きれいに編むこと自体はもはや経験値によるものがありますが、ほんの少しの工夫で出来栄えは変わります。

今回は、編む技術そのもののコツではなく、ちょっとしたことで仕上がりに違いが出る、わたしのこだわりを紹介していきます。

ちなみに棒針をきれいに編むコツを知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

棒編みをきれいに編むコツ5つ!写真画像付で編み目をスルスル揃えちゃおー!
  この記事では、棒編みをきれいに編むコツ5つを写真画像付きでご紹介いたします! 手編みは人のぬくも…

画像付きで丁寧に紹介してくれています。

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編み始め

始めが大事ということわざがあるように、編み初めのこだわりはとっても大事です。

こだわり1.作り目の表と裏にこだわる

長いことわたしは特定のデザイナーの作品をレシピ通りに編んでいたので意識していなかったのですが、風工房さんの【今日も編み地、明日も編み地 風工房の編み物スタイル】を読んで気が付いたことがあります。

それは作り目の表が仕上がりの表になるようにデザインされていたことです。

作り目の表と裏の比較

作り目の表裏なんてそれまで意識していなかったし、なんなら作り目の表が仕上がりの表になるのが当たり前だと思っていました。

そうではないことを知ってからは、作り目の裏が仕上がりの表になることが気になってしかたありません。

以下の三國万里子さんのアランカーディガンは、レシピ通りに編むと作り目の裏が仕上がりの表になるのですが…。

三國万里子さんのアランの衿つきカーディガンの編み方補足
「編みたい。編みたい。」と思い続け、書籍を買ってから数年経ちました。 そしてようやく編んだ三國万里子さんデザインのカーディガン。

作り目の表が仕上がりの表になるようにアレンジしました。

英文パターンを勉強している今では、作り目の裏が仕上がりの表になることが多いことを知りました。
表を表にしても、裏を表にしてもどちらも正解でそれは個人の好みですが、わたしは表にこだわります。

こだわり2.輪編みの最初の一目にこだわる

輪編みをするときにレシピどおりの数を作り目して、輪にすると最初の一目が緩んでしまうの、気になりませんか?

これを解消する方法が、一目多く作って編みはじめを左上二目一度する方法です。

作り目の最初の一目はどうしても緩んでしまいますが、左上二目一度をすることで作り目の最初の目が隠れるので緩みが目立たなくなります。

輪編みの作り目部分

比較画像を見て見ると、緩みが目立たないのがわかりますよね。

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糸始末のこだわり

みなさん、糸始末は好きですか?

わたしはあまり好きではありませんので、できるだけ少なく済むようにしています。

できるだけ糸始末を少なくする方法は、糸端をなるべくとじ・はぎに使うことです。

こだわり3.糸の付け足し方

糸の付け足し方として一番有名なのは、はた結びでしょうか。

はた結びの特徴は、結び目が小さくて解きにくいことです。

小さいと言っても、結局は編地に結び目があればすぐにわかります。

また、段の途中で糸始末をしないといけなくなりますが、うまいこと始末をしても、どうしても始末した場所がわかってしまいます。

これがすごく嫌なのです。

そこで以下のようにしています。

往復編みの場合
段の始めの一目(編み地の端)を、これまで編んでいた糸と新しく付け足す糸と一緒に編みます(同じ色の糸の場合)。
こうすることで糸始末は、例えばセーターの身頃であればすくいとじに使えます。

とは言え輪編みの場合は、編み地に端というものがありません。
その場合は以下のようにしています。

輪編みの場合
1)編み初めの段が横(わき)の場合
段の初め前後2~3目ほどこれまで編んでいた糸と新しく付け足す糸を合わせて編む
2)後ろ中心または前中心の場合
基本的には1)と同じ。
ただしスヌードやウェアの襟の場合は、後ろ中心で1)の処理を行う。
段の始まりが前中心のセーター場合は、横または後ろ中心で1)の処理を行う。

わたしが守っているルールは、どーんと目立つところでは処理をしないということです。
身頃であればわき下。袖であればそで下。襟であれば後ろ中心または横。と言う具合です。

こだわり4.糸端の残りの分量にこだわる

これはとじ・はぎの作業が必要な場合のお話。

例えば作り目で糸端があまり残らなかった場合、とじるために新たに糸を付けますよね。
とじるために付け足した糸と作り目の糸端で、糸始末が2倍になります。

糸始末の作業が増えるだけでなく、始末した部分がごろつくようになります。
また、太めの糸で編んでいると着心地も悪いし、見栄えにも影響します。

こうなることを避けるために作り目の段階でなるべく長く残るようにします。

例えば身頃の作り目ならば、作り目で必要な長さは仕上がりサイズのおよそ3.5倍くらいですが、それよりも長く残します。

そして残した糸で、前身頃と後ろ身頃をすくいとじします。
※ものによっては巻きかがりのときもあり。

作り目のあまり糸と糸の付け替え部分

編んでいる途中で糸を足す場合も、必要ならばこれまで編んでいた糸または、付け足す糸の端を残します。

下方向にとじて、上方向にもとじる場合は、両方の糸を長く残します。

どのくらい残す必要があるかは、作り目のときにどれくらい残したのかと、仕上がりサイズに対して必要な長さはどれくらいかで決まります。

とじ・はぎ等にどれくらいの長さが必要かまとめてあるので、こちらを参考にしてください。

作り目、止め、とじ・はぎに必要な糸の長さ一覧
編み始めの作り目をするとき。とじ針に別糸を通して目をとじるとき。パーツを接ぎ合わせるとき。 「糸はどれくらいの長さが必要か」を知っておくと便利かと思います。

おまけ.段の途中で糸を足した時の糸始末のやりかた

避けてはいてもどうしても段の途中で糸始末をする必要があるときがあります。
そのときのやり方を紹介します。

と言いたいところなのですが、めったにこのような状況にならないので写真とかの素材をすぐに準備することができません。

なので、別の方の記事を紹介します。

『毛糸の糸始末どうすればいいの?』
いつもお読みいただきありがとうございます(*^▽^*) ハンドメイド工房merci(メルシー)の山岡廣美です。*毛糸の糸始末どうすればいいの?先週、書いた記事…

こちらの例はメリヤス編みの場合ですが、模様によって表から目立たない糸の通し方は変わると思います。
例えばゴム編みやアランなどの場合、裏編みの前の目の表編み(裏から見たら表編みの前の裏編み)に縦に渡していくと表から見て目立ちません。

では、他の模様の時はどうするの?

という話なのですが、わたしもまだ模索中です。
たくさん編んでいって、自分なりのノウハウがたまったら記事にしたいと思います。

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まとめ

編み物の経験が浅いうちは「これってどうやるの?」と思って調べたり聞いたりして解決策が出てくるものですが、ある程度経験を積んでしまうと「ちょっと嫌だけど、こういうものなんだな」と思い込んでしまい、もやもやが残ったままになることがありますよね。

今回の記事のことで言えば、わたしは輪編みの編み初めの目が緩むのが気になっていましたが、糸始末のときになんとかごまかしていました。

また、先ほども言ったように、わたし自身も模索中なことがたくさんありますので、ノウハウがまとまってきたら改めて紹介したいと思っています。

わたしのこだわりがみなさんのお悩み解決に役立てたらうれしいです。

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