編み物初心者さんは気をつけて!Google AIの概要が嘘をついてるぞ!!

編み物初心者

なんか若い人の間で編み物が流行っているみたいですね!

おばちゃんはとても嬉しいです!

その若い人たちはデジタルネイティブ世代ですよね。

わからないことはインターネットですぐに調べて問題解決に努めるでしょう。

でもね、わたしちょっとびっくりしたんです。

Google AIが嘘ついてました。

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Google AIが出す概要の嘘の事例

すでにAIの誤情報についてはGoogleも把握していますが、以下の記事から半年経っているのにまだ改善されていないんですね。

検索結果の概要を自動生成する「AI Overviews」が“誤情報”を表示、グーグルが認めた問題の中身
AIが検索結果の概要を生成して表示するGoogle 検索の「AI Overviews」が誤った回答を生成することが発覚し、これをグーグルが認めて技術的な改善を施した。一方で、ネット上で拡散した「誤回答の事例」には偽物が含まれていたことも明らかになっている。

とまぁ、このような情報はすでにあるのでわたしはGoogleのAIは信用していなかったのですが、先日英文パターンで編みたいデザインがあったので、指定糸と使用する針サイズを調べたときのこと。

「棒針の4mmって日本サイズだと何号だっけ?」

と思ってGoogleで検索したんですよ。

「棒針 4ミリ 何号」

というキーワードで。

検索結果のトップにAIの概要が表示されるのですが、それが間違っていてびっくりして思わずXに投稿しちゃいました。

※X投稿日現在

投稿を追っていただくとわかるかと思いますが、キーワードを入れ替えたり、検索のキーワードをちょっと変えると正しい概要も表示されます。

「棒針 4号 何ミリ」

この検索だと正しい概要が表示されます。

「棒針 4号 何ミリ」で検索した場合の概要 ※2024年12月28日現在

最初の検索ワード「棒針 4ミリ 何号」は、海外サイズから日本サイズに変換する検索。

2つ目の検索ワードは「棒針 4号 何ミリ」日本サイズから海外サイズに変換する検索。

どちらも知りたいことは一緒ですよね。

だけどgoogle AIの概要は違う答えができました。

これはちょっと問題があるなぁと思います。

『タイパ』という言葉が当たり前になっている若い世代の人にはAIが出す短い文章の概要はとても便利でしょう。

しかし今回のように、ほんの少しキーワードを変えただけで誤った情報が概要として表示される事例があると

「AI概要を安易に信じちゃダメだよ」

と言いたくなりました。

でも、これは編み物に関することだけじゃなくて、インターネット検索において言えることですよね。

わたしは編み物をしているからこのAIの誤りに気がつきましたが、例えば病気や健康、政治、事件について調べた時に出てきたAIは正しいことなのかはわかりません。

インターネットはフェイク記事で溢れています。

そのフェイクから概要が作成されるということも充分あり得るわけです。

Google検索での問題点はAIだけではありません。

以前記事にした間違えた編み方の動画もそうです。

誤った情報で学んでしまった先に待ち受ける問題についてのお話。

知識や経験が少ない初心者にはその情報が正しいかはわかりません。

だからこそ、その情報が正しいことなのか、複数の情報(経験豊富なニッターのブログ記事、書籍、編み物の先輩の話など)を仕入れてから判断して欲しいのです。

デジタルネイティブ世代の方が、わたしより少し上の世代よりもリテラシーは高いと思いますので、「AIが信用できないことはわかってるよ」という人が多いかもしれません。

だけど、タイパ重視の人だと端的にまとまっているAIの概要を活用している人も多いのではと、老婆心ながらこうして記事にしたわけです。

さて、これが2024年の最後の記事となります。

最後の記事が注意喚起なんてなぁ…( ˘•ω•˘ )

それではみなさま、良いお年をお迎えください。

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