amuhibiknit book【cross】完成!ブリティッシュファインの糸レビュー付き

制作記録

昨年12月に編み始めたamuhibiknit book掲載の【cross】がようやく完成しました。

指定糸はパピーのブリティッシュファイン。

濃いめのブルーと淡いグレーの組み合わせが絶妙で、編んでいてとても楽しい作品でした。

指定糸【パピー ブリティッシュファイン】を使ってみて

今回編んだセーター、CROSSが掲載されているのはこちらの書籍です。


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指定糸は以下の広告から購入できますし、amuhibiknitのオンラインショップからも購入できます。

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使用した色はブルー(007)とグレー(010)。

このカラーはモデルさんが白いスカートとコーディネートしていますね。

どちらも同じ糸、ブリティッシュファインですが、実際に編んでみるとブルーの方がかなり細いことに気づきました。

ブルーとグレーの糸の太さ比較

パピー ブリティッシュファインの色ごとの太さの比較

写真では分かりにくいものの、ブルーはグレーより一段細い印象です。

特定の糸玉だけが細いわけではなく、全体を通してブルーは糸が細いと感じました。

友人も「細いのが混ざってることがある」と話していました。

これはもはや ブリティッシュ“ファイン”ではなく“スーパーファイン”なのでは?

裏にグレーの糸を渡しているので影ができスカスカには見えないのですが、編み地をよく見るとグレーの糸よりブルーの糸の方が細いことが分かります。

強度的に不安になるほどに細い部分は潔くカットして、後から補強して対応しました。

編み方のポイントとメモと誤植情報

特に難しい箇所はなく、編み図どおりに進めればOK。

ただし、本には一部誤植があるため、以下の公式サイトで訂正を確認しておくと安心です。

🔗 テキスト誤植一覧(手づくりタウン公式)

ポイント:渡り糸が長いときの工夫

crossの裏側 編みくるんでいる様子

わたしは5目以上裏で渡すときは中間で編みくるんでいますが、デザイナーの梅本さんがInstagramで『自分は編みくるまない』と話していたのを見て、

「それでいいんだ」

と思いました。

編み包むのは着るときに渡り糸が引っかからない工夫のひとつで、必ずしも必要ではないんですね。

そういえば、同時進行でもう一つ編み込み模様のMiknitsのalpも編んでいるのでいるのですが、編み方紹介の動画でも編み包んでいませんでした。

割と編みくるまない人、いるんですね。

完成!ショート丈がワイドボトムにぴったり…なんだけど

完成後に試着してみたら、想像以上に似合ってる!

編み会のときも【似合う!】と褒めてもらったので間違いない。

全体が編み込み模様で一見難しそうですが、実際はリズムが心地よく、ついつい夢中で編んでしまいました。

使うカラーが2色だけなので、初めての編み込み模様にもおすすめです!

だけどちょっと大きいなぁ。

まぁ、ちゃんとゲージとってないですしね。

あと本に書いてある使用針が、棒針3号(US3号/3.25mm)、2号(US2号2.75mm)となっているのですが、今回わたしが使ったのは3.25mmなので、日本の3号よりも0.25mm太いんですよね。

とすると、おそらくですが日本の3号で編んだらぴったりなサイズに仕上がったんじゃないかなと思います。

おかわり確定!次はヤーンガイドなしで挑戦したい

今回はヤーンガイドを使って編みましたが、編み会で出会った方に

“ヤーンガイドを使わなくてもフランス式で糸を持ち替えやすい方法”

を教わったので、次はその方法かつ、編みくるまないで別のカラーで編みたいと思います。

・・・でも、いつになるかな
編みたいもの、渋滞してるもんねぇ。

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今回わたしはUSの3号(実寸3.25mm)ではなく、日本のサイズの3号(実寸3.00mm)を使っていればぴったりサイズにできたんじゃないのかなと思います。

近年は日本の書籍でも海外の棒針サイズを使用しているものが増えてきました。

そこで棒針サイズの日本サイズと海外サイズの比較表を作っています。

ゲージを取るときや、針を買い足すときの参考にしてください。