編んで楽しい!もらって嬉しい!赤ちゃんの手編みの帽子

制作記録

先日友人から嬉しい報告がありました。
「赤ちゃんを授かりました。」

それはぜひともお祝いをしないといけませんね。ウキウキでベビーニットの本を開きました。

「何を編めばいい?」なんて、手編みをプレゼントする前提で話を進めます。
返事は「帽子がいいな。」ということなので、帽子を編むことにしました。

セットでブーティーも編んじゃいます。

今回はmichiyoさんの著書【手編みのベビーシューズ】から、かいじゅう帽子&ブーティーのセットの制作記録です。

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そもそも手編みのお祝いって嬉しいの?

出産祝いに限らず手編みのプレゼントというのは、もらう側に気を使わせてしまうものだと思っています。

私が学生の頃は手編みのマフラーをプレゼントするのは、もらう側が「重い」等の理由であまり受け取りたくないプレゼントでした。

今もそういう感覚はあるのではないでしょうか。

もらう側の気持ちを考えると「趣味に合わない」「下手くそ」「重い」等、もらって困ることもあるということを理解しておいたほうがいいかもしれません。

今回出産する友人は長年の付き合いでわたしが編み物をすることを知っていますし、過去にもわたしが編んだセーターを受け取ってくれています(実は気を使って受け取ってくれていたのかもしれませんが)。

みなさんが手編みをプレゼントしたいと思ったら、渡す相手に確認しましょう。
または「捨てられてもいい」という覚悟でプレゼントしましょう。

好意を寄せていてまだお付き合いに至っていないような異性には、サプライズで手編みをプレゼントするのはオススメしません。

逃げられてしまうかもしれませんからね。

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まずは簡単な帽子から編んでみる

普段から帽子やミトンなどの小物は編みますが、ベビー用のサイズそのものが小さなものは滅多に編みません。今回もベビー用を編むのは一年振りですし、プレゼントなので丁寧にキレイに編みたいです。

まずは帽子の編み方とブーティーの編み方を把握します。

編み方の簡単まとめ

帽子、ブーティーはそれぞれSサイズとLサイズがあります。
大きく生まれる子もいますし、小さく生まれる子もいますよね。大きく編めば仮に小さい子でもいずれ大きくなれば身につけることができるようになるのでLサイズで編むことにします。

かいじゅう帽子

使用針
3号棒針・5号棒針・5号4本棒針、5/0かぎ針
編み方
本体/ゴム編み・メリヤスを往復編み、ギザギザ/5号4本棒針(わたしは輪針を使用)

本体は往復編みで、ギザギザは輪編みします。
個人的に難しいポイントはギザギザの輪編みです。

三角形になるように編んでいきますが三角形の仕上がりサイズが、底辺13cm・高さ3.5cmでとても小さいです。

かいじゅうブーティー

使用針
3号棒針・4号4本棒針(わたしは輪針を使用)、5/0かぎ針
編み方
足首(履き口)/ゴム編みを輪編み、足の甲/4号で往復編み、側面・底/輪編み

足首がとても小さいです。わたしの手でOKマークを作ったときと同じくらいのサイズ。
さらに段から目を拾う工程があります。
ブーティーの方がテクニックが必要そうです。

手が小さいものに慣れてから編む方がキレイに仕上がると思ったので、まずは帽子から編むことにします。

使用糸は指定のハマナカポームベビーカラーです。
色は少しアレンジしました。

指定のカラーはライトグリーンとミントグリーンですが、わたしは色の組み合わせがパッキリしたものが好きなので、ミントグリーンの代わりに淡いオレンジ色のNo.305を使用しました。

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かいじゅう帽子を編む

編み図の解読にもテクニック的にも難しいことはありません。
本体は悩むことなく編めました。

ギザギザが小さいのでちょっと一苦労。

帽子本体から目を拾い画像の矢印の方向に編んでいきます。

輪に編んで編み図通りに2目一度しながら指定の段数を編み、ギザギザの先を絞ります。
輪編みはマジックループで編みました。

あとはレシピにしたがって紐を編み、フリンジをつけて帽子本体と合体で完成。

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かいじゅうブーティーを編む

足首から編み始めます。指定の数の作り目をして輪編みをします。
これもマジックループです。

マジックループで編むと、編み始めはこのようにコードでくるくる曲がってしまって少し編みにくいです。

4本棒針も持っているのでそちらでも編めるのですが、どうしても針の入れ替え箇所の目が広がってしまいますので、わたしは輪に編むときは手持ちの輪針のサイズがあれば、大抵はマジックループで編んでいます。
あとは、編み図通りに編んでいきます。

編み終わりは底面でメリヤスはぎをしますが、このメリヤスはぎが曲者でした。

メリヤスはぎ自体は苦手ではないのですが細い棒針で小さいものをメリヤスはぎをしたのは初めてです。
さらにこの糸、滑りやすいので針からうっかり糸が落ちてしまうと編み目が解けていきます。

一度スルスルーと解けてしまったので、目を拾って修正するより一から編み直した方がキレイなので、解いて編み直しました。

そして完成です。

まぁ可愛い‼︎

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まとめ

今回は「男の子かもしれない」と言う情報によりかいじゅうにしましたが【手編みのベビーシューズ】には、かいじゅう意外にもうさぎの帽子とブーティーのセットや、きりんブーティーやスニーカーなどもあります。

ブーティーやスニーカーは実際に外履きとして使用するのではなく、歩き始める前に履くものとしてデザインしたものです。

ベビーカーに乗っている時、抱っこ紐やおんぶ紐で抱えられている時にプランと出ている小さな足がこの本に掲載されているブーティーやスニーカーを履いていたら絶対に可愛いです。

今回わたしが編んだものは棒針編みのものですが、かぎ針編みのものも掲載されています。
棒針ならできる人、かぎ針ならできる人はもちろん、現在妊娠中で初めて編み物に挑戦する人でも編めると思います。

まだこちらの本を見たことがない人はぜひとも書店で手にとって見てください。

赤ちゃんに喜んで貰えるように、心を込めて編む時間はとっても温かい気持ちになれますよ。

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