100均のかぎ針でも編めるの?未経験者が編んでみた

編み物初心者

ここ数年SNSでも話題になっている、100円ショップの編み物コーナー。
糸はもちろん、輪針・かぎ針などの道具も充実しています。

個人的な意見としては、道具だけはお金をかけるべきだと思っています。

それは金額と品質は比例しているからです。安い道具で間に合わせのように揃えてしまうと、安物買いの銭失いになるかもしれません。

でも小学生・中学生など、アルバイトができないようなお子さんだと自由に使えるお金には限度があるし、仕事をしていて自由にできるお金がそれなりにあっても続くか分からない趣味にお金をかけることを躊躇してしまうこともありますよね。

そこで今回は、全く編み物をしたことがない人にかぎ針編みの基礎である作り目と細編みだけで試しに編んでもらって、100均のかぎ針の使い心地をレビューしてもらいました。

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編む人と使用針と糸と課題

わたしはすでにお気に入りの編み針を持っています。

お気に入りのかぎ針 → クロバーかぎ針「アミュレ」

わたしのようにすでにお気に入りの道具を持つ人がレビューしてしまうと「良い道具が100円に負けるわけがない」という思い込みがすでにあるので、公平性に欠けてしまいます。

ですので今回は、全く編み物をしたことがない人に”初めての編み物を100均の道具”で編んでもらいました。

今回の目的は編むことではなく、100均のかぎ針とクロバーのかぎ針の使い心地を比べてもらうことにあります。

使い心地に違いがないなら、編み物が今後続くかわからないという人には100均のかぎ針をオススメすることができます。

編む人はこんな人

今回この検証に協力してもらうのは夫です。

夫は編み物は全くしたことがありません。ふだんの様子から編み物にさほど興味がないようです。

編み物はできないけど縫い物ができます。仕事はアパレル関係で服飾の専門学校出身。
ちなみに、夫も道具にはお金をかける派です。

使う針と糸

今回使用する編み針は、ダイソーのかぎ針です。
使用する糸に合わせて、6/0号と7/0号を用意しました。

そして、100円のかぎ針で編んだ後にクロバーかぎ針「アミュレ」で同じものを編んでもらいます。

糸は在庫の綿素材の並太糸です。

極細や極太など、極端に細かったり太かったりすると、針の品質に関わらず疲れやすいので針の品質を確かめるには妥当とは言えません。

白はちょっとまぶしくて編み地が見えにくいと思うので、水色の糸で編んでもらいました。

課題

課題は【やさしくわかるかぎ針編みの基本】に掲載されている、細編みで作るコースター。

このコースターはくさり編みで20目作り目をして、細編みを22段編み、最後にくさり編みでループを作って完成となります。

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100均のかぎ針のレビュー

わたしが教えたのは、作り目の仕方と細編みの仕方。そして編み終わりの処理です。

これが完成品です。

見た目は仕上がりサイズに差があったり、ちょっとした間違いはあるものの編み地の整い具合は同じくらいで、どちかが乱れているということはありません。

それでは編んだ本人はどう感じていたのか、以下より体験者の言葉です。

100均とクロバーのかぎ針を比べてみて思ったこと

100均のかぎ針はグリップがやや硬くさらさらと滑りやすいため指に力を込める必要がある。

クロバーはグリップの丸みが強くしっとりとしているため、軽く持つだけで良いので指に力を込める必要がなく、手の摩擦だけで糸が引けるから変な力が入らない。

そして、一番気になったのは100均のかぎ針はグリップのバリが中指に当たって痛いこと。
※バリとは金属や樹脂などの素材を加工した時にできる素材の出っ張りのこと。

結論から言うと、100均でも編めるけど無駄に疲れるので挫折しやすいと思う。

試してみたいという人にはいいけど2本目以降の購入にはオススメできない。

編み物初めての30代男性より

ということでした。
100均のかぎ針しか知らないなら「かぎ針編みってそんなもんだ」と納得して頑張って続けるか、「こんなにしんどいならかぎ針向いてない」って思って止めるかになりそうですね。

頑張って続けられるなら良いけど、止めちゃったら寂しいです。
そんな人がいたら「もっと良い道具があるよ!」って言いたい。

バリかぁ。

と思って、じっくり見てみると確かにバリがあります。

これはカッターナイフで丁寧に取り除けば良いので、バリだけが気になるならそれで対処ができます。

でもやはり品質は値段に寄ってしまうようです。

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まとめ

結果として、100円のかぎ針でも編み物をすることはできました。

これから初めてみようかな?
でもできるだけコストは抑えたいなぁ。

という人には「それでも、まぁ最初はいいんじゃない?」というくらいは言えます。

編み物のとっかかりとしては、低コストで始めるのももちろんアリです。
『道具も糸も高いからできない!』と始めることすらできないより、編み物の楽しさを知ってもらえることの方が大事。

わたし自身、自分で学費を払うくらいには豊かな家庭の育ちではありません。
だからコストを抑えたい。100円でいいならそうしたい。
その気持ちだってとてもよくわかります。

でも、編み物会を盛り上げたいわたしの気持ちとしてはやっぱり「道具にはお金をかける価値があるよ」です。

編み物が好きになって、お小遣いに余裕ができたらぜひともちゃんとしたお値段の道具を使ってください。

お小遣いが少ないうちは、持てる道具と糸でたくさん編んでください。

今回の検証ではクロバーのアミュレを使いましたが、かぎ針にもたくさん種類があります。
どんなものがあって、どう選んだらいいのか。

以下の記事を参考にしてみてください。

初心者の為のかぎ針編みの始め方|かぎ針の種類 | KNITLABO BLOG
編み物を始めよう思ったときに参考になる、かぎ針の種類や買うときのポイントをまとめました。

まとめのおまけ

本だけを見て編み物を始めることができるかどうかも検証してみようと思ったのですが、どうやら本だけでは難しいようです。
結局は本を見せつつ「ここはこういうこと」と実演をして見せました。

早く習得するには習うのが早いです。

身近に編み物をする人がいたら、最初だけは教えてもらいましょう。
編み物をする人が身近にいなかったら動画を参考にするといいです。

本だけでは難しいみたいです。

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