あまり糸の活用法! パターンなしで自分だけの帽子を編もう【前編】

制作記録

あけましておめでとうございます。

今年のわたしの編み初めは完全オリジナルの帽子です。デザインから完成まではたったの2日間。

今回の年末年始の連休は最大で9連休だそうですが、帰省や旅行、大掃除やお正月の準備でなんだかんだと忙しかった人も多いかもしれませんね。

年末年始に編めなかった人のためにわたしが爆速で編んだ帽子の作り方をご紹介します。

この帽子は週末だけ編みあがります。
ぜひ編み初めの参考にしてください。

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小物はあまり糸の活用に最適

いろいろ編んでいると、あまり糸がどんどん増えてしまいます。
特に昨年は増税があったので駆け込み消費をしてしまい、在庫ケースに収まらないくらいに毛糸が増えてしまいました。大量に買い込んであるけど編む速度には限度がありなかなか片付きません。

しかも今季はウェアを中心に編みたくてそれなりの量をまとめて買っています。
これらを消化したところであまり糸がさらに増えることになります。

常にこのあまり糸が増える問題は頭にありますが、編みたいものが出てくるとついつい買ってしまいますよね。困ったもんです。

あまり糸で編めるものを考える

あまり糸で編むには少ない糸で完成する小物が最適でしょう。

小物にもさまざまな物があります。

バッグ、ミトン、靴下、ネックウォーマーetc…。
何を編むか悩みました。

そこでタイミングよく夫から「頭が寒いから帽子が欲しい。」というリクエストがあったのでそれならと、帽子を編むことにしました。

ここで話は少し遡ります。

昨年11月にトーキョーヤーンクロールというイベントが開催されていました。
東京にあるヤーンショップをめぐるスタンプラリーのようなイベントです。

その時に回ったお店、keitoさん。

スタンプ欲しさに向かったのですが、ただお店を見たいだけというのが本音です。

でもスタンプだけもらうのも気が引けてすぐに消費できる糸を一つだけ買うことにしました。

そこで目に着いたのが、LANA GATTOの段染めの糸。

もともと使用すると決めていた糸は、チャコール、グレー、ネイビーです。

LANA GATTOの段染めの糸は、引き揃えるにはちょうど良さそうな細さで、程よいツヤ感で、使用するあまり糸にぴったりの色合い。

買ってしまいました。

あまり糸の消費のために新たに糸を買うって、本末転倒のような気がしないでもない。

でもこれで、あまり糸を活用しつついい感じの帽子が編めそうです。

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デザインを決める

使用糸は、前述のとおりkeitoさんで購入したLANA GATTOの段染めの糸と、あまり糸。

あまり糸はEVERY DAYのチャコールグレー、グレー、ネイビーです。

さて、どんなデザインにしましょうか。

デザインを考える

夫は被り物が致命的に似合いません。

「デザインは任せるよ」と言われるけど、デザイナーの経験上任されて本当に自由に作ると「これじゃない」と必ず言われます。
編むのが好きでも、他にも編みたいものが渋滞している状態なので、全部解いて編み直すのははっきり言って嫌です。

なのである程度ヒントをもらいます。

インターネットで「メンズ ニット帽」と画像検索し、いろいろ見せて「これがいい」と言う画像を見ると夫が求める条件は

  • トップが立っていない
  • ゆとりがあってクシャってする

ということが解りました。

それらを考慮すると、ゴム編みやアラン等の模様編みをするとトップにツノができそうです。また、クシャってさせるにも編み地の柔らかさが必要です。

段染めの糸を引き揃えれば模様編みこだわらないでもオシャレな物ができそうですし、編み地はシンプルにメリヤス編みに決めました。
また、編み地の柔らかさを出すには編みめの緩さも必要そうですので、少し太めの針で編むことにします。

ゲージをとる

まず使用針ですがEVERY DAY指定の棒針は6~7号です。

引き揃える糸の方は、ラベルを確認すると棒針のアイコンで”4″とあります。
4MMのこと?

例えばUK(USかもしれないけど)の4MMの針を日本号数に当てると、6~7号かな?

ふんわりした情報で考え込んでも仕方ない。
とりあえず引き揃える分糸は太くなるので、指定より太い針を使います。

試し編みは、10号の棒針を使います。

まぁ、悪くはないですね。
編み地も硬くないし、スカスカでもないので使用針は10号にします。

ゲージは以下のとおりです。

ゲージ
17目×24段

ここでうっかりしていました。
帽子などの体にフィットさせるものを編む場合は伸びゲージで測りますが、普通のゲージを測ってしまいました。

伸びゲージとは

ウェアなど、体にフィットさせないものは試し編みの編み地にスチームをかけて、自然においた状態でゲージを測ります。
それに対して伸びゲージは編み地を少し引っ張った状態でケージを測ります。
フィット感を弱くしたい(緩めにしたい)場合は優しく引っ張って測りますが、きつめのフィット感にしたい場合は強めに引っ張って測ります。

結果として伸びゲージを測れば良かったのに、普通のゲージを測ったのでゆる〜い帽子が完成しました。

サイズを測る

頭のサイズ(頭周り)を図ります。

頭周りの測り方

測り方は、図のように額の一番高い箇所(a)と耳の付け根から指2本分くらいの箇所(b)を通るようにメジャーを当てます。

頭の高さは簡単に測ることができないので編みながら被って高さを決めることにします。

測った結果、夫の頭周りは57.5cmでした。

仕上がりサイズを決める

ウェアなら体のサイズから緩み分を割り出す必要がありますが、帽子は頭にフィットさせるので緩み分は0cmです。

ということで、仕上がりサイズは頭周り57cm、高さは編みながら決めることにします。

デザインまとめ

これまでのことを踏まえて以下のようにデザインをまとめます。

  • トップがクシャってなるように、緩いシルエットにする
  • 頭周りはフィットさせるようにゴム編みにする
    (わたしの好みで1目ゴム編み)
  • トップの減目は編みながら決めるが12箇所で減目する
    (手持ちの書籍は12箇所で減目するのが多かったから)

たったこれだけを決めて実際に編んでみます。実際の編み方は後編へ続きます。

あまり糸の活用法! パターンなしで自分だけの帽子を編もう【後編】
前回の記事 では、あまり糸をどのように活用するかを考えることから始まり、編む物の大まかなデザインを決めたところまでをお話しました。

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