編み物ってお金がかかる趣味ですよね。
ハマればハマるほどお金をかけたくなります。
当ブログでは、安価に手に入る100均の道具のレビュー記事をいくつか書いていますが、かぎ針に関しては良い評価はできないですし、基本的な考えは「道具にはお金をかけましょう」です。
そう言ってしまうと、編み物はお金がかかる趣味ということになりますが、それは自分次第であり工夫すればお金をかけずに楽しむことができます。
今回はお金をかけすぎずに編み物を楽しむ方法を考えてみました。
1年間で編み物にかけた金額を洗い出してみる
わたしは編み物にお金をかけてしまう人間です。
「ここ数年編み物にお金をかけすぎてやいないか?」と思い始め、なんとなくリサーチしてみたらこんな質問を発見しました。
うん。
そうですよね。
質問者の気持ち、よくわかります。
やっぱり編み物ってお金かかりますよね。
以前はなるべくお金をかけないようにしていた気がするのですが、編み友ができたあたりから、面白いテクニック、素敵な糸、編みやすい道具の存在を知ってからどんどん趣味費が上がってしまいました。
そしてその分衣服代が減りました。
ただ減った分の衣服代を趣味に回しているにしても、今の趣味費は賄えていません。
(何費からはみ出た趣味費を補填しているのか謎。)
ちょっと怖いけど、2021年1月~2021年12月までに購入した編み物関連の支出を計算してみました。
糸:25,105円
道具:5,095円
キット:28,858円
パターン・本:12,360円
合計:71,418円
これを趣味費として高いかどうかは、世帯収入によるかと思います。
この金額、皆さんにとっては高いのか、割と抑えめなのか。
どちらなのでしょう。
人生の中で趣味に重きを置かない人には高いと思われそうですし、これから編み物を始めようと考えている人から見たら1年で70,000円強はお金がかかる趣味だと思われそうですね。
編み物のコスパを良くする方法
「編み物はお金がかかる」、「編み物はコスパが悪い」と思うかどうかは人それぞれですが、「コスパを良くしたい」と思っている人はいるかもしれない。
と思い始めたので編み物のコスパを良くする方法を考えてみました。
指定糸は贅沢品?代替糸を探す
わたしは過去にこのような記事を公開しています。
この記事を書くきっかけになったのは、「指定糸が高くて編みたくても編めない!」という話を聞いたからです。
そう。
指定糸は高いのです。
なので代替糸を探しましょう。
わたしが良くお世話になっているのは毛糸のピエロさんと、オカダヤワゴンセールです。
指定糸をやめてこのようなお手頃価格の糸を代用すると糸代は7割~5割はカットできます。
単独パターンで購入するか書籍で購入するか
編み物の本っていくつかの作品がまとめて掲載されていますが、「この1点だけ編みたい」ということがありますよね?
そういうときはまず、デジタルパターンが販売されていないか確認しましょう。
例えばDARUMAさんならば、パターンブック、ravelry、オンラインショップでパターンを販売しています。
単独パターンで購入する場合でも、販売者によっては印刷パターンかダウンロードパターンのどちからを選択できることがあります。
そういう場合はダウンロードパターンの方が低価格です。
また1冊の本の中で複数編みたいものがあれば、単独パターンを購入するより本を購入した方がお得にななります。
書籍の販売価格とパターンの販売価格で比較検討しましょう。
始めたての人は編み針をセットで買わない
細い糸から極太糸まで、どんな太さの糸でも編む人は最初から揃えて良いのですが、なんだかんだ特定の太さの針ばかり使うようになる人が多いです。
わたしの場合はかぎ針ならば7号ばかりだし、棒針ならば3、5、8、10号ばかりです。
道具は最初からフルで揃える必要はないです。
必要に応じて買い足しましょう。
コスパ重視ならやはり100均
コスパを良くする方法を考えた時、まっさきに思い浮かんだのは100均でした。
今では100均でひととおりの道具と糸が手に入り、小物であれば1,000円あれば道具と糸が揃って何かしらを編むことができます。
ただ、かぎ針に関しては編みにくかったりするので、いつまでも上達しなかったらきちんとしたメーカーのものを使うようにするのが良いと思います。
過去にレビュー記事を公開しているので、参考にしてください。
まとめ
編み友が増えたことが、編み物にお金をかけるようになったきっかけであり、もともとわたしは編み物をする人間の中ではお金はかけない方だったと思います。
母のおさがりの編み針を使ったり(借りパクもあったり)、指定糸を使わずオカダヤのワゴンセールの糸で代用したり、自分の中で「セーター1着で糸代は8,000円に収める」と決めてから使用糸を探していた時期がありました。
近年自分でも「編み物にお金かけてるなぁ」と思っていましたが、実際に洗い出してみるともう少し抑えた方が良いかな?と思いました。
今は長引くコロナ時代で収入が下がった世帯も多いと聞きます。
我が家も一時はどうなるかと思っていました。
当ブログでdisりつつも、100均の編み針で編めないかと検証を続けたのもこういう理由からで、どうにか安く編み物を楽しめないかを模索していました。
100均のかぎ針は確かに使いにくいですが、玉つき2本棒針は問題なく使えますし、糸は本当にカワイイものが多く品質も悪くありません。
編み物がお金のかかる趣味になるかどうかは収入と工夫次第です。
最後にふと思ったのですが、運動が趣味でジムに通っていると考えた時、月会費が10,000円(わたしが実際に通っていたジムの会費がこれくらい)と考えたら年間70,000円強の編み物は、案外趣味としてはお金かかっていない。かも?